音楽番組やSNSでよく見かけるけれど「グループ名やメンバーの名前はまだよく知らない…」と思ったことありませんか? 名前、キャラクター、立ち位置――アイドルにとって欠かせない情報を一曲で伝えてくれる“自己紹介ソング”。ファンにとってはメンバーを覚えるきっかけになり、グループの世界観や空気感を一瞬で理解できる名刺代わりの存在でもあります。聴いているうちに自然と顔と名前が一致してくるのも、このジャンルならではの魅力。
今回は、メンバーの個性が一瞬で分かる、アイドルに欠かせない自己紹介ソングをピックアップ。“初めまして”の一言では終わらない、楽しい且つキャッチーな楽曲たちを紹介します。
■
iLiFE!「会いにKiTE!」 「私(i)と貴方(!)で作るアイドル(i)ライフ(LiFE)」をキャッチコピーに、ファンと一緒に作っていくアイドル・グループをコンセプトとする9人組グループ“iLiFE!”(アイライフ)の自己紹介ソングは、軽快なテンポ、キャッチーなメロディが特徴で、彼女たちのエネルギーや個性が詰まった楽曲となっています。ファンに対して「会いに来てほしい」というメッセージも込められており、思わず口ずさみたくなる親しみやすさを感じられます。本楽曲がTikTokで話題になったことで認知が拡大し、AMF「JC・JK流行語大賞2025」ヒト部門第5位、「フリューかわいいトレンド大賞」かわいい×トレンド総合ランキングで第2位、女子高生ラボ(with t運営)による「女子高生の2025年トレンド調査」の「2025年いちばん聴いたアーティスト」で第1位など、若者向けメディアが実施する各種調査ランキングで上位にランクインしました。
■
=LOVE(写真)「ヒロインズ」 指原莉乃プロデュースによるアイドル・グループ“=LOVE”(イコールラブ)の自己紹介ソングは、2023年7月19日発売の14thシングル「
ナツマトペ」に収録。山本杏奈がセンターを務める本楽曲は、キュートでポップなサウンドに乗せてメンバー同士が他己紹介。他己紹介部分の歌詞は歌唱メンバーがそれぞれ作詞を担当しており、歌詞は指原とメンバーの共作となっています。2025年は、18thシングル「
とくべチュ、して」がTikTok総再生回数が驚異の20億回を突破、続く19thシングル「
ラブソングに襲われる」は、初週売上33.0万枚で「オリコン週間シングルランキング」1位を獲得し、前作を上回る自己最高初週売上を記録しました。2026年の活躍にも注目です。
■
いれいす「推しが見つかる3分ちょい!」 2020年10月9日に結成し、活動開始から3年で東京・日本武道館ワンマン・ライヴという夢を実現した6人組2.5次元アイドル・グループ“いれいす”の自己紹介ソングは、メンバーが作詞した歌詞と盛り上がるコール&レスポンス、メンバーのわちゃわちゃ感、歌唱部分のギャップが魅力の一曲。「推しが見つかる3分ちょい! 2023 ver.」のミュージック・ビデオは220万回を突破しています。2025年10月9日に結成5周年を迎え、新ヴィジュアルや6人で作詞・作曲に携わった新曲「幕開けの歌」を公開。また、グループとしての活動だけでなく、メンバー個々の夢にフォーカスしたソロ展開を本格スタートし、ソロ・アルバムのリリース、ソロ・ライヴが実施されています。本楽曲とともにメンバー個々のキャラクターをもっと感じられる機会となりそうです。
■
AKB48「チームB推し」 2012年12月5日にリリースされたAKB48の29thシングル「
永遠プレッシャー」(TYPE-A)のDVDに初収録された本楽曲は、
AKB48チームBメンバーの自己紹介ソング。メンバーが50音順でテンポ良く登場し、チームBの可愛らしく華やかな雰囲気が伝わる、「推し」を探す楽しさをそのまま音楽にしたようなナンバーです。キャッチーなメロディとコールしやすい歌詞は、現在でもライヴの定番となっており、歴代のメンバーで何度も披露されています。たくさんいるメンバーの中から推しを見つけるきっかけになる、王道アイドル自己紹介ソングです。
■
CUTIE STREET「きゅーすとのうた」 “KAWAII MAKER”を掲げるアイドル・グループ“CUTIE STREET”の自己紹介ソングは、メンバーたちの個性豊かな魅力を存分に引き出した、キュートで元気いっぱいのナンバー。リズミカルなメロディに乗せて、それぞれの個性が光るフレーズでメンバーが紹介されていき、聴くたびに心を躍らせるような楽しさが詰まっています。メンバーの名前コールも盛り上がるポイント。公式YouTubeでは、コール有のライヴ映像も公開されています。「
かわいいだけじゃだめですか?」で一気に注目を浴びた彼女たちをもっとよく知りたいという方にオススメです。
■
Snow Man「Nine Snow Flash」 本楽曲は、Snow Manの自己紹介ラップの2023年ヴァージョンで、3rdアルバム『
i DO ME』にボーナストラックとして収録。メンバーの
阿部亮平が作詞 / 作曲 / プロデュースを担当、
渡辺徹が編曲を手掛けています。このラップはメンバーの新しいキャラクターや特技を表現し、ファンとのコール&レスポンスも楽しむことができるナンバー。ファンへのメッセージ、グループの成長や歴史も歌詞に織り込まれ、ライヴでのパフォーマンスでは各メンバーの決め台詞にも注目です。それぞれのキャラクターを武器に個人でも活躍するSnow Manから2026年も目が離せません。
■
timelesz「We’re timelesz」 新メンバーオーディション「timelesz project」を経て、8人体制となったtimeleszの自己紹介ソングは、メンバー同士がラップで他己紹介。アルバム『
FAM』に収録されています。長所も短所もぎゅっと詰め込んだ紹介パートと、彼らの決意や未来への覚悟が表現された歌唱パートが印象的。現在、Netflixではオーディション最終審査直後から密着したドキュメンタリー『timelesz project -REAL-』が配信中。音楽活動にとどまらず、バラエティ、ドラマ、CMなど多方面で活躍しているtimelesz。2026年も茨道をかき分けて駆け上がっていくtimeleszに期待が高まります。
■
Travis Japan「Unique Tigers」 オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』に出演したのち、配信シングル「JUST DANCE!」で全世界メジャー・デビューを果たしたTravis Japanの自己紹介ソングは、各メンバーの特徴を「○○ Tiger」というフレーズで紹介しており、主にメンバーの
松倉海斗が作詞を手掛けています。そして、圧倒的なシンクロダンスが武器の彼らは、自己紹介ソングでもキレキレの踊りを披露しています。本楽曲リリース当時からさらに進化を遂げているTravis Japan。2026年は、2枚目のCDシングルとなる「
陰ニモ日向ニモ」を4月15日(水)にリリースすることが決定しています。今後も7人の“Unique Tigers”たちに注目です。
■
FRUITS ZIPPER「うぇるかむとぅ〜ざ♡ふるっぱー!」 “原宿から世界へ”をコンセプトに“NEW KAWAII”を発信しているアイドル・グループ“FRUITS ZIPPER”の自己紹介ソングは、シンプルでわかりやすいコールが特徴。「七福神スマイル」「ダンシンクイーン」「マルチリンガル」「アイドルオタク」「マカロンボイス」「GALピ」「一発ギャグ」など個性が光るフレーズで、メンバー同士が他己紹介を繰り広げています。楽曲「
わたしの一番かわいいところ」「
NEW KAWAII」などキャッチーなメロディと自己肯定感を高めてくれる歌詞がSNSなどで話題となり、アイドル界の最前線を走るFRUITS ZIPPERをもっと知れる楽曲となっています。
■
モーニング娘。「女子かしまし物語」 2004年7月22日リリースの
辻希美と
加護亜依在籍の最後となるシングル「
女子かしまし物語」は、各メンバーの性格・特徴・出身地や、メンバーの日常などを歌い上げ、各メンバーの個性が表現された楽曲。その後、メンバーの加入・脱退に伴い、新たなヴァージョンが都度制作されてきました。演奏時間は6分近くあり、モーニング娘。のシングルA面では最も長い曲となっています。通勤・通学中の設定で都電荒川線で撮影されたミュージック・ビデオも印象的。年齢も系統もバラバラなメンバーたちの魅力がより感じられる一曲となっています。
自己紹介ソングの魅力は歌詞やメロディだけでなく、ファンと一緒に声を出して楽しめるコール&レスポンスや、たくさんいるメンバーの中から“推し”を見つけるきっかけになることも大きな魅力のひとつ。また、メンバー自身が作詞に関わっている楽曲も多く、それぞれの言葉でグループを紹介しています。自己紹介ソングはアイドルとファンを繋ぐ“最初の一歩”。今活躍しているアイドルたちを改めて知れる機会になりそうです。