先生たすけてが、5月6日に配信リリースした6thデジタル・シングル「最強装備はツインテール」のミュージック・ビデオを公開。
MVは、
庵野秀明が初めて手がけた実写映画『ラブ&ポップ』(1998年)をオマージュし、全編を手持ちのハンディカムで撮影。カバンやコインロッカーの内側にまでカメラを仕込む実験的なカメラワークによって、少女の生々しい呼吸と街の匂いをそのまま画面に閉じ込めた一本となっています。
舞台は川崎の市街地と工業地帯。煙突の連なる風景や工場夜景の中で、普段はまじめな優等生の少女がロリポップを舐めた瞬間、ツインテール姿に“変身”するというストーリーが展開されます。サビでのダンス・シーンは、先生たすけての公式Instagramで既に11万再生を超えるバズを起こしており、ハンディカム特有の揺らぎとシンクロする躍動感、ツインテールが軌跡を描く瞬間の高揚感が見どころとなっています。
「最強装備はツインテール」は、管弦楽の高揚感とバンドサウンドがぶつかり合うサウンドアレンジで、戦隊ヒーローや魔法少女の変身シーンを思わせるスケール感と疾走感を併せ持つシンフォニック・ロック・アンセム。シングル6作目にして、先生たすけての現在地を鮮やかに刻む意欲作となっています。
先生たすけては、シンガー・ソングライター“藍哀”(あい)が作詞・作曲・編曲からアートディレクションまで一貫して手がける音楽プロジェクト。相対性理論に通じるインディーロックや、ボーカロイドをはじめとしたインターネット発の音楽から影響を受けた、儚く感傷的な“ネオサブカルミュージック”を掲げています。
[コメント]庵野秀明監督の『ラブ&ポップ』が、女子高生のリアルを生々しく、でもどこか神話的に切り取っていたあの感じ。
あの距離感じゃないと撮れないものが、変身する少女にはあると思いました。
揺れる画面、低い視点、近すぎるレンズ、そしてノイズ。
ツインテールで戦う少女の物語を、戦隊ヒーローみたいに完璧な構図で残すのではなく、彼女の隣を一緒に走っているような目線で残せたと思います。――藍哀