米シカゴを拠点とし、
ライフガードのギタリスト / ヴォーカリストとしても活動するKai Slaterによるソロ・プロジェクト、シャープ・ピンズ(Sharp Pins)の新作アルバム『Mod Mayday 23』が9月4日(金)にリリースされます。
ライフガードでの活動の一方、自宅録音を中心としたDIYスタイルで、60年代ブリティッシュ・ポップやパワー・ポップへの深い愛情を反映した作品を発表してきたKai Slater。2023年にデビュー・アルバム『Turtle Rock』を自主リリースし、その卓越したメロディ・センスで注目を浴び、続く『Radio DDR』では、
ビートルズや
ビッグ・スターからの影響を感じさせる、キャッチーでノスタルジックな楽曲を次々と披露。きらめくギター・サウンドと甘酸っぱいハーモニー、ローファイな質感が融合したその世界観は高い評価を受け、新世代インディ・シーンを代表するソングライターのひとりとして注目されています。
本作は、18歳の夏、中国製のTaotao製50ccスクーターで街を走り回りながら思い描いていた日々をサウンドトラックとして蘇らせたもの。当時きちんと録音されることのなかった楽曲を、「もう少しだけ考え抜いた形で残したい」という思いから、新たにレコーディングしました。古いコンクリート造りのスタジオで、Tascam Porta Oneを使い、架空のバンドと演奏しているような感覚で制作されています。
ネオモッズ・クラシック「It’s A Mod Mod World」をはじめとしたスクワイアや
シークレット・アフェアのカヴァーから自身の楽曲「Race for the Audience」のデモ音源まで、青春の衝動とノスタルジーを鮮やかに映し出した11曲を収録。荒々しくローファイな質感、弾けるようなガレージ・ポップの勢い、そして叫ぶようなヴォーカルまで、シャープ・ピンズ本来の魅力がそのまま封じ込められています。「あの頃の僕の10代の夢を、今度は君に託します」というKai本人の言葉どおり、本作は未完成だった青春を現在へとつなぎ直した、パーソナルで温かみあふれる作品です。