ウィーンのブルグ劇場アンサンブルによって上演された
サイモン・ストーン作の演劇作品『Komplizen』のために、
アルヴァ・ノト(Alva Noto)が制作した音源を収録するアルバム『
Kinder der Sonne』が5月12日(金)に発売されます。
アルバムのタイトル『Kinder der Sonne』は、1905年のロシア革命を背景に書かれた
マクシム・ゴーリキーの戯曲『太陽の子供たち』に由来しています。ノトがサウンドトラックの制作に携わるのは、
坂本龍一と共作した2015年の映画『
レヴェナント』以来となります。
冷たさと暖かさの両方を感じさせるフィーチャリスティックなデジタル・サウンドや幻のように儚げなピアノのフレーズを最小限ながらも複雑に配置し、まるでゆったりと海を渡るかのような流動性とロマンティックな要素も包含した神秘的かつ崇高な音の世界が構築されています。リスナーを感情の緊張と解放の音の旅へと導くミニマル・アンビエント作品となっています。
Photo by Alberto Novelli_Villa Massimo