ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』が1876年のバイロイト音楽祭で全曲初演されてから150年にあたる今年、創立125周年を迎えたダラス交響楽団が、音楽監督
ファビオ・ルイージとともにセミ・ステージ式で行なった『ニーベルングの指環』の全曲録音が5月22日(金)に発売されます。アメリカのシンフォニー・オーケストラの演奏による『ニーベルングの指環』全曲録音が発売されるのは今回がはじめて。CDは13枚組、総収録時間は14時間49分です。
ダラス響が拠点にしている米・ダラスの「モートン・H. マイヤーソン・シンフォニー・センター」で、2024年に10回にわたって行なわれたライヴの模様を収録。ファビオ・ルイージ指揮ダラス響のほか、マーク・デラヴァン(バスバリトン / ヴォータン)、リーゼ・リンドストローム(ソプラノ / ブリュンヒルデ)、ダニエル・ヨハンソン(テノール / ジークフリート)、
クリストファー・ヴェントリス(テノール / ジークムント)らが出演しました。
ルイージが「これまでに書かれたもっとも深く、もっとも複雑な音楽作品の一つ」と語るこの壮大な楽劇は、家族、愛、喪失、権力への渇望など人間性のすべてを舞台に描き出しており、「物語の全体を通して美しい音楽とテキストに導かれ、最後にはあなた自身が変容するでしょう」という言葉のとおり、魂を揺さぶる音楽体験となる圧倒的な演奏となっています。録音は、グラミー賞受賞レコーディング・プロデューサーのダーク・ソボトカが手がけました。