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フォンテインズD.C.、新作アルバムのリリースを発表&リード・シングル「Marianne」公開

フォンテインズ D.C.   2026/08/18 18:34掲載
フォンテインズD.C.、新作アルバムのリリースを発表&リード・シングル「Marianne」公開
 フォンテインズD.C.(Fontaines D.C.)が、5作目のスタジオ・アルバム『Dopamine Chamber』を10月16日(金)に「XL Recordings」よりリリースすることを発表。あわせて、リード・シングル「Marianne」を公開しています。

 2024年リリースされたアルバム『Romance』は、The GuardianやNME、Rolling Stone UKなどから満点を与えられるなど世界中から賞賛を浴び、UK、そしてアイルランド、スコットランド、オランダチャートでは初登場2位を記録。同年の第67回グラミー賞で2部門にノミネートされました。アルバムを携えたジャパン・ツアーも大成功を収めたことも記憶に新しいところです。

 続く本作『Dopamine Chamber』は、引き続きプロデュースにジェームス・フォードを迎え、初期作品におけるギター主体の表現から決定的に離れ、より冷たく、より奇妙で、より人工的なサウンドへと歩みを進めています。アルバムの導入部となる「Marianne」は、2024年にNetflixで配信されたスリラー・シリーズ『リプリー』からも一部着想を得ており、逃避と快楽主義をテーマにした楽曲。きらびやかなアレンジメントに包まれながら、グリアン・チャッテンは「今年はここへ来て過ごしたらいい / 僕についておいで / 君を消してあげられるから」と歌っています。

 このアルバムは、崩壊へと傾きつつある世界において、快楽がどのように変質していくのか、そして私たちが快楽を追い求めることによって何が明らかになるのかを問いかけるもの。『Romance』が緊張のバランスを保ち続けていたのに対し、本作ではそのバランスを崩していきます。

 チャッテンは「『Romance』は、おそらく60%が人間的で、40%が自動化や感情の喪失によって侵食された作品だったと思う。でも今回は60%が侵食されているような感覚なんだ。仮面が、よりいっそう顔そのものになりつつあるようなね」と、安易な楽観主義へ流されることを拒み「希望をあえて排除し、この世界の醜さを正直に映し出したほうが力強いと思った。この作品は、より破滅的な警告のように感じられる必要があったんだ」と説明。

 ベーシストのコナー・ディーガンは「僕たちのアルバムは常に“場所”という感覚について問い続けてきた。最初はダブリンについて、その次はダブリンを離れることについて、そして別の場所にロマンスを見出そうとしてきた。今回のアルバムでは、その問いが『人はどこへ逃げるのか?』になったんだ」と語っています。

 フォンテインズD.C.は、『Dogrel』(2019)から『A Hero's Death』(2020)、全英チャート1位を獲得した『Skinty Fia』(2022)、そして無秩序で万華鏡のような輝きを放つ『Romance』(2024)まで、常に変化を続けてきました。『Dopamine Chamber』は、そんな彼らにとってこれまでで最も大胆な転換作。冷たいシンセサイザーの音色、行進するようなドラム、サンプルやトリガーの導入、ギターをまったく使用していない楽曲、さらには1960年代のイタリアン・ポップを思わせる陶酔感のあるストリングスまでもが、人工的な質感をまとった新たなサウンドへと変換されています。バンド自身の過去の参照点から脱却することを目指したギタリストのコナー・カーリーは、「僕は未来を指し示すようなものを見つけようとしていたんだ」と語っています。

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photo by Elizaveta Porodina

■2026年10月16日(金)リリース
フォンテインズD.C.
『Dopamine Chamber』

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