ピアニスト・
五条院凌が、4月5日に配信シングル「メデューサの愛した薔薇」のリリースと同日に開催された東京・代官山教会 チャーチホールでの公演にて、開催中の教会コンサート・シリーズを8月まで延長することを発表しました。
彼女の指先から放たれる一音一音は、時に鋭い棘のように、時に甘美な香りのように空間を満たします。五条院ならではの気品と力強さを併せ持つダイナミックな旋律が、教会という親密な空間を包み込みました。本シリーズは、当初は今年1月から5月まで“毎月5日”というコンセプトのもと展開されてきたもの。ホール公演を主軸としてきた五条院にとって、教会という小規模空間での連続公演は異例の試みとなりました。しかし、その親密さと没入感が話題を呼び、1月~5月公演はすでに全公演ソールドアウト。さらに、急遽追加された5月5日(火・祝)の昼公演も発売からわずか数時間で完売となり、その熱量の高さを示しています。
特筆すべきは、“生音”による音の密度の高さ。教会特有の響きの中で紡がれるピアノは空間に立体的に広がり、観客を深い没入へと導きます。また、朗読コーナーも取り入れられ、音楽と物語が交差する表現として注目を集めています。
そして、今回の発表で、本シリーズが二章構成であることも明らかとなりました。前半(1月~5月)は、“色”と“祈り”を軸にした“構造の物語”。後半(6月~8月)は、〈GoJoin Ryo Piano Concert Series ― Rose Trilogy After The Jubilee ―〉として、“薔薇”をテーマにした“感情と美の物語”へと移行します。
あわせて、「薔薇」を象徴とした新作のオリジナル楽曲が、5月5日より“毎月5日”に4ヵ月連続で配信されます。音楽とコンセプトが連動する本シリーズは、コンサートの枠を超えた“体験型作品”として深化を続けていきます。
さらに、五条院凌が“初のお芝居”に挑戦し、ショートドラマ企画『開幕テンミリオン』に出演することも発表されました。YouTubeで配信するドラマと、劇場での舞台公演がひとつになる映像×ライヴの新たな形のエンターテインメントとして展開されます。プロデューサーは、映像作品やCMで独自の世界観を築いてきた
中村哲平。リアリティとエンターテインメントを融合させた演出で、五条院の新たな一面を引き出すことが期待されます。
教会という親密な空間で“音と物語”を深化させながら、映像という新たなフィールドへも踏み出す五条院凌。その表現は今、“祝祭のその先”へと進み始めています。