才色兼備のヴァイオリニスト、
リサ・バティアシュヴィリ(Lisa Batiashvili)のドイツ・グラモフォン移籍第1弾アルバム
『時の谺(こだま)』(UCCG-1524 税込2,800円)が2月23日にリリースされます。
ソビエト連邦での政治的状況や抑圧によって大きな影響を受けた作曲家たちに焦点を当てた選曲で、20世紀全体を広範に扱ったアルバム。バティアシュヴィリ自身も1991年のグルジアの動乱のとき、家族とともにドイツに亡命していることからも興味深い選曲です。
現代音楽の古典ともいえる
ショスタコーヴィチの協奏曲第1番は、2009年にNHK交響楽団定期で演奏し日本の聴衆に彼女の名を印象づけた得意曲。
バティアシュヴィリと同国のグルジアの作曲家、ギヤ・カンチェーリによる神秘的な抒情が支配する「V&V」の美しい世界、エストニアの人気作曲家
アルヴォ・ペルトによる崇高な「鏡の中の鏡」。そして人気曲
ラフマニノフのヴォカリーズという意欲的な内容です。
共演者も非常に豪華で、作曲家でもあり現代作品の指揮に定評のある
エサ=ペッカ・サロネン指揮の
バイエルン放送交響楽団、そして後半は、ピアニストの
エレーヌ・グリモーが参加しています。