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11月17日は「将棋の日」〜 将棋ソングあれこれ

2025/11/17掲載
将棋の曲ってありますか。
 松平健演じる時代劇『暴れん坊将軍』の主人公のモデルとしても知られる、江戸幕府の8代将軍の徳川吉宗が将棋好きで、毎年11月17日(旧暦)を「お城将棋、および、御城碁の日」として御前対局を行なっていたことから、日本将棋連盟が11月17日を「将棋の日」として1975年に制定しています。その「将棋の日」にちなんで、いくつか“将棋ソング”を挙げてみましょう。

 やはり、多くの人が最初に頭に浮かべるのが、村田英雄の「王将」ではないでしょうか。“吹けば飛ぶよな将棋の駒に”の名フレーズで始まるこの曲は、1961年にリリース。大阪出身の将棋棋士・坂田三吉をモデルとしており、当初から関西圏では人気を博していましたが、村田が初出場となった同年末の『NHK紅白歌合戦』で歌うと、全国的にヒット。半年で30万枚を売り上げ、その後も当時150万超、最終的には300万超を売り上げるなど、戦後初のミリオンセラーともいわれる記録的なヒットとなりました。

 美空ひばりが1970年にリリースしたのが「人生将棋」です。同年末の『NHK紅白歌合戦』で“大トリ”を務めた際に同曲を歌っています。また、美空は紅組司会も担当していました。

 ライフワークともいえる、タイトルが漢字一文字の“一文字シリーズ”でも知られる北島三郎ですが、将棋について歌ったのが「歩」です。1976年に発表されたこの曲は、王将よりも歩のこころを持ちたい、いつか“と金”で大暴れしてやるという、地味な歩を自身の人生になぞらえた、意地を示した歌となっています。

 そのほか、石原裕次郎「王将・夫婦駒」や細川たかし「人生夢将棋」など、演歌・歌謡界に多い将棋ソングですが、ロック・シーンにも将棋ソングはあります。

 ユニコーンのキーボードを務めるABEDONが、本名の阿部義晴名義で発表したのが「SHOWGI MASTER」です。1992年にユニコーン時代の連続ソロ作品リリース第3弾としてリリースされた阿部のソロ・デビュー・シングル「+OR−」のカップリングに収録されたアップ・テンポの曲で、作詞は電気グルーヴが手掛けています。

 ミュージカル俳優の海宝直人が小山将平、西間木陽と組んだロック・バンドのCYANOTYPE(シアノタイプ)は、「将棋の神様」という楽曲を発表しています。同曲は2019年リリースのCYANOTYPEの1stアルバム『MONTAGE』に収録されています。

(写真は2018年リリースの美空ひばりのアルバム『全曲集 人生将棋』)
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