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4月8日は「Get Wildの日」!!

2026/04/08掲載
歌の記念日ってあるんですか?
 アニメ『シティーハンター』のエンディング・テーマとして起用され、国民的ヒットとなったTM NETWORKの名曲「Get Wild」。1987年4月8日にリリースされたことにちなんで、2023年より4月8日が「Get Wildの日」として制定・認定されています。邦楽において曲名が記念日になるのは、初めてのこととなりました。

 「Get Wild」は小室哲哉宇都宮隆木根尚登による3人組ユニット、TM NETWORKの10thシングルとして発表され、小室みつ子が作詞を、小室哲哉が作曲・プロデュースを担当。『シティーハンター』の主題歌に起用することと、その作品にふさわしい“都会的かつ疾走感”を持つ楽曲というコンセプトを前提に作られた同曲は、TM NETWORKとして初めてチャートトップ10入りを果たし、TVアニメや劇場用アニメ映画などでシリーズ化された『シティーハンター』の人気とともに、TM NETWORKの代表曲となり、邦楽ポップ・シーンにおいても記憶に残り、愛され続ける楽曲となりました。

 ちなみに、アニメ『シティーハンター』のオープニング・テーマとなった小比類巻かほるの「City Hunter~愛よ消えないで~」もチャートトップ10入り。当時アニメでは初めてオープニング・エンディングで異なるアーティストの楽曲がともにトップ10にランクインする快挙となりました。

 また、「Get Wild」では、多種多彩なアレンジやリミックスなどの別ヴァージョンが誕生しました。イギリスの音楽プロデューサーのピート・ハモンドによる「GET WILD '89」をはじめ、1999年の再始動シングル第1弾となったセルフカヴァー「GET WILD DECADE RUN」、小室がリミックスした「GET WILD 2017 TK REMIX」、ジムとレイによるオランダのDJユニットのシック・インディヴィジュアルズがリミックスした「GET WILD (SICK INDIVIDUALS Remix)」など、国内外のアーティストが「Get Wild」の世界を広げています。2017年には「Get Wild」シングル発売30周年を記念し、別テイクやリアレンジ、カヴァー音源を含め「Get Wild」のみを36曲をCD4枚に収録したコンピレーション盤『GET WILD SONG MAFIA』(写真)をリリース。同作は「トップ100にチャートインしたCDアルバムに収録された同一曲のヴァージョン、リミックスの最多数」としてギネス世界記録にも認定されています。

 以降もデビュー35周年記念ベスト・アルバム『Gift from Fanks M』に収録された「Get Wild '89(7inch Version)」や
2023年のシングル「Whatever Comes」にカップリングされた「Get Wild(2023 REMASTER)」など、新たなヴァージョンや音源を発表。アーティストのカヴァーも多く、小室がアレンジ・プロデュースを担当した玉置成実の9thシングルをはじめ、ユーロビート・シーンで人気のALEPHのヴォーカルのデイヴ・ロジャースB'zglobeクレモンティーヌ超新星、声優勢の緒方恵美羽多野渉ほかが「Get Wild」の魅力に引き込まれ、カヴァーを発表しています。

 2020年には会社のドアを開け、退勤する瞬間に「Get Wild」を聴き、『シティーハンター』の主人公のようにひと仕事終えた爽快な気分を味わう“Get Wild退勤”(ゲワイ退勤)がSNSでトレンド入り。次々とSNS上に“Get Wild退勤”動画がアップされ、話題を集めました。2022年にはTwitter(現・X)にて「Get Wild退勤」を“バズ”らせた美容師shotac氏に“Get Wild退勤”拡散功労者としてTM NETWORKスタッフからの感謝状が贈られ、shotac氏やスタッフによる退勤動画も公開されました。

 2025年には、1980年代初出の作品として初めてストリーミングでのプラチナ認定(=1億回再生)を達成するなど単なるブームで終わらない影響力を持ち続け、2027年にはリリースから40年の節目を迎える「Get Wild」。メモリアルな4月8日に“Get Wild退勤”で爽快感を味わうなど、あらためて「Get Wild」の魅力を実感してみるのはいかがでしょうか。



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