旧暦の645年6月19日に、日本で初めて「大化」という元号を定めたことにちなんで、6月19日は「元号の日」として記念日が制定されています。「大化」を元号に定めたのは、豪族の蘇我氏を倒した中大兄皇子(なかのおおえのおうじ、後の天智天皇)です。以来、2019年5月1日にスタートした「令和」まで248の元号が定められています(歴史上公式としての数。南北朝時代に別の元号あり)。
元号のうち、最も使われた期間が短かったのが鎌倉時代の「暦仁」(りゃくにん)で74日間、最も長く使われたのが「昭和」の62年14日間でした。なお、「暦仁」はわずか2ヵ月半の期間でしたが、1238年から1239年にかけて年をまたいで使われたため、暦仁元年だけでなく、暦仁2年も存在します。
ところで、元号に関する楽曲ですが、
GLAYが「平成」から「令和」に代わるタイミングで発表したのが、配信シングル「元号」です。
TERUのシンプルで力強い歌声と
TAKUROによるフォーキーなサウンドがマッチした、メッセージ性の高い楽曲となっています。同曲は2019年10月リリースの15thアルバム『
NO DEMOCRACY』でも聴くことができます。
“金爆”こと
ゴールデンボンバーは、タイトルもそのままの「
令和」(写真)を23rdシングルとしてリリース。事前に新元号のフレーズなど一部を除いて楽曲を作り上げておき、新元号が発表された直後に未完成部分のレコーディングとミュージック・ビデオ撮影を行ない、約2時間で公式YouTubeチャンネルに公開したミュージック・ビデオも話題となりました。
10歳でニューヨークのアポロシアターの「アマチュアナイト」で優勝した経験を持つトラックメイカーのSASUKEは、新元号がスタートした2019年5月1日に3rdデジタルシングル「新元号覚え歌」をリリース。こちらも新元号が発表された4月1日に約2時間で作り上げ、YouTubeでミュージック・ビデオのショート・ヴァージョンを公開。これでもかと“令和”のフレーズを詰め込んだ楽曲となっています。
また、元号がなかなか覚えられないという人には、「元号マジおぼえられる(江戸以降編)」はいかがでしょうか。2018年10月リリースのコンピレーション『
うたっておどって覚えよう! 九九ダンス / いいかん字 / 元号おぼえうた』に収録されたこの曲は、作詞を桑原永江、作曲を松浦雄太が手掛け、歌は作曲したマツウラユウタが担当しています。江戸時代の慶長から令和まで、“マジマジまんじ”などのフレーズを入れながら、元号を歌っていきます。近・現代の元号を覚えたい人は、試しに聴いてみるのもよいかもしれません。