リサーチ

バースデープレイリスト〈3月27日〉篇~ サラ・ヴォーン、マライア、リサ

マライア・キャリー(Mariah Carey)   2026/03/27掲載
3月生まれの有名な歌手やミュージシャンがしりたいです!
 同じ誕生日のアーティストたちの楽曲をプレイリストにしてしまおうという企画「バースデープレイリスト」の3月27日篇。11組のアーティストからそれぞれ1曲、計11曲をセレクトしてみました。

 トップバッターは“デコちゃん”の愛称で親しまれた名優の高峰秀子。“子役出身に大女優・名優なし”のジンクスを打ち破り、『二十四の瞳』をはじめ、数々の名監督による名画に出演しました。女優とともに歌手としても活動し、映画『秀子の応援団長』の主題歌「青春グラウンド」などを発表しました。なかでも人気曲といえば、1949年の「銀座カンカン娘」でしょう。

 モダン・ジャズ歌手のパイオニアのひとり、“ザ・シンガー”ことサラ・ヴォーンビリー・ホリデイエラ・フィッツジェラルドとともに女性ジャズ・ヴォーカリスト御三家として、後進の歌手に大きな影響を与えてきました。ビートルズカーペンターズマーヴィン・ゲイのカヴァーや「ラヴァーズ・コンチェルト」ほかさまざまなカヴァーでも有名ですが、全盛期の人気曲「ノー・カウント・サラ」を選んでおきましょう。

 流ちょうな英語でのラジオDJをはじめ、ナレーター、タレント、俳優などマルチな活動で知られる小林克也。『スネークマンショー』『ベストヒットUSA』などカルチャーシーンに多大な影響を与えた番組でも活躍していますが、1982年に小林克也&ザ・ナンバーワン・バンドなるバンドを結成。日本初のラップ曲のひとつともいわれる「咲坂と桃内のごきげんいかがワン・ツゥ・スリー」や「うわさのカム・トゥ・ハワイ」といった前衛的な斬新な楽曲を発表しました。

 ロックやフュージョン界を代表するギタリストの高中正義サディスティック・ミカ・バンドほかバンドで活動後、1979年のアルバム『JOLLY JIVE』にて「BLUE LAGOON」を発表しました。フュージョン・ブームの高まりとも相まって、井上陽水との日本武道館公演も話題に。1982年のアルバム『SAUDADE』はアルバムチャート1位に輝きました。

 舞台やバラエティ番組を中心に活躍している山口良一は、バラエティ番組『欽ドン!良い子悪い子普通の子』のヨシ夫役でブレイク。番組発の西山浩司長江健次とのユニット“イモ欽トリオ”で、1981年に「ハイスクールララバイ」という大ヒットを放ちました。実はその2年後にソロ・アルバム『about』をリリースしているのはご存じでしょうか。「I Gatta Me」をはじめ、宇崎竜童が多くの楽曲で参加し、2013年の再発CDには筒美京平が作曲した、『欽ドン!』番組からワルオ役の西山浩司とよせなべトリオのワル山役・小柳みゆきとのユニット“ニックじゃがあず”の「ヨロシク原宿」がボーナス収録されています。

 ロック・ユニットのB'zのギタリストの松本孝弘。B'zでの活躍はもちろん、松本孝弘やTak Matsumoto名義でも数多くの作品を発表し、2010年のラリー・カールトンとの共演アルバム『TAKE YOUR PICK』はグラミー賞最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバムにも輝いています。『F1グランプリ』主題歌(「GO FURTHER」「Trinity」)や『世界遺産』主題歌(「Vermillion Palace」「Mystic Journey」)などタイアップ曲も多いですが、おそらくもっとも耳なじみ深いと思われるのが『ミュージックステーション』の主題歌「#1090 ~Thousand Dreams~」「#1090 [千夢一夜] 」ではないでしょうか。

 多くのギネス記録を持つ“ソングバード・スプリーム”(究極の歌姫)ことマライア・キャリーは、1969年3月27日に誕生しました。歌手として全米1位を19曲、女性作曲家として18曲、女性音楽プロデューサーとして15曲と、まさに究極のヒットメイカーとしてシーンに君臨しています。『ザ・ワンズ』『#1 インフィニティ』といったベスト・アルバムを発表するほどヒット曲を量産していますが、やはり、来日公演では必ずと言っていいほど歌唱する代表曲「恋人たちのクリスマス」を外すわけにはいかないでしょう。クリスマスソングの定番曲として著名なのみならず、30年以上世界各国で1位を記録。2020年12月にようやく全米1位を獲得すると、それ以来毎年1位を記録し、1990年代、2000年代、2010年代、2020年代の4代で1位を獲得した史上初のアーティストとなりました。

 ブラック・アイド・ピーズのヴォーカリストとしても活動したファーギー。『モンキー・ビジネス』収録の「パンプ・イット」「ハイ・ハンプス」をはじめ、ブラック・アイド・ピーズ時代はファーギーのヴォーカルをフィーチャーした楽曲が次々とヒットしました。ソロでもビッグヒットを連発。2006年の1stソロ・アルバム『プリンセス・ファーギー』から「ロンドン・ブリッジ」「グラマラス」「ビッグ・ガールズ・ドント・クライ」と3曲の全米1位シングルを生み出しました。

 ニュージーランド出身のシンガー・ソングライターのキンブラ。2011年のゴティエとのコラボレーションで客演した「サムバディ・ザット・アイ・ユースト・トゥ・ノウ」がニュージーランドやオーストラリアをはじめ、アメリカ、カナダ、イギリス、オランダ、ドイツ、ベルギーなど各国で1位を記録する世界的にヒットとなり、同年のキンブラのデビュー・アルバム『ヴォウズ』は全米14位にランクイン。2013年には2部門でグラミー賞に輝きました。日本では、2ndアルバム『ザ・ゴールデン・エコー』からサンダーキャットが制作に携わったディスコ調の「ミラクル」がヒット。2017年、2023年と来日公演も行なっています。

 『魔法少女まどか☆マギカ』の鹿目まどか役や『君の名は。』の名取早耶香役、『戦姫絶唱シンフォギア』の立花響役などで人気の声優、悠木碧も3月27日がバースデー。キャラクターソングを歌うほか、ソロや竹達彩奈とのユニット“petit milady”などでも歌手活動を展開。一時ソロ・アーティストとして活動休止を挟みましたが、その後、音楽活動を再始動しています。初のシングル「ビジュメニア」や「ぐだふわエブリデー」など“クセ”になる楽曲が多いシングルから、「永遠ラビリンス」をセレクトしましょう。

 ラストは“ブルピン”こと韓国のガールズ・グループ、BLACKPINKのメンバーで、タイ出身のリサ。2016年にBLACKPINKのメンバーとしてデビューすると、世界的なポップ・グループへと成長しました。2021年にはジェニーロゼに続いてメンバーでは3番目にソロ・デビュー。シングルアルバム「LALISA」はBLACKPINKが持っていた初動セールス記録を更新し、米ビルボード「グローバル200」で2位となるなど、グループ、ソロともに世界的な活躍をみせています。

 【バースデープレイリスト〈3月27日〉篇】
 高峰秀子「銀座カンカン娘」
 サラ・ヴォーン「No Count Sarah」
 小林克也&ザ・ナンバーワン・バンド「うわさのカム・トゥ・ハワイ」
 高中正義「BLUE LAGOON」
 山口良一「I Gatta Me」
 松本孝弘「#1090 ~Thousand Dreams~」
 マライア・キャリー「All I Want for Christmas Is You」(恋人たちのクリスマス)
 ファーギー「London Bridge」
 キンブラ「Miracle」
 悠木碧「永遠ラビリンス」
 リサ「LALISA」

(写真は、2025年9月リリースのマライア・キャリーのアルバム『ヒア・フォー・イット・オール』)
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。