このCMで流れている楽曲は、「ワシントン広場の夜はふけて」(Washington Square)のCMオリジナル・アレンジです。原曲は、バンジョーの音色を特色としたトラディショナルなジャズ・バンド、ヴィレッジ・ストンパーズ(The Village Stompers)が1963年にシングル・リリースしたインストゥルメンタル曲で、曲名のワシントン広場はニューヨークのマンハッタンにあるグリニッジ・ヴィレッジの旧称“ワシントン広場”にちなんでいます。
ヴィレッジ・ストンパーズは、翌年にシングル「ロシアより愛をこめて」(From Russia With Love)や「屋根の上のヴァイオリン弾き」(Fiddler On The Roof)などをヒットさせますが、1967年に解散。1stアルバム『ジ・オリジナル・ワシントン・スクウェア』(写真)には、「ワシントン広場の夜はふけて」のほか、米・フォーク・グループのニュー・クリスティ・ミンストレルズが歌い、日本ではNHK『みんなのうた』で放送され、音楽の教科書にも載っている「グリーン・グリーン」(GREEN, GREEN)や、1962年に英ジャズ・トランペッターのケニー・ボールがケニー・ボール&ヒズ・ジャズメン名義で発表し、全米2位に輝いた「モスクワの夜はふけて」(Midnight in Moscow)などが収録されています。ロシア歌曲「モスクワ郊外の夕べ」を原曲とした「モスクワの夜はふけて」は、日本ではザ・ピーナッツの「モスコーの夜は更けて」としても知られています。