60年代のインドネシアで密かに行なわれた大虐殺の加害者に、カメラの前で自らの殺人を演じさせるという前代未聞のドキュメンタリー映画『アクト・オブ・キリング』。劇場公開時にカットされた40分以上ものシーンを含む“全長版”、『アクト・オブ・キリング オリジナル全長版』が8月9日(土)より、東京・渋谷シアター・イメージフォーラムにて上映されることが決定。
また、この上映を記念し、シアター・イメージフォーラムでは同日より〈特集・悪の正体〜人間のダークサイドを見つめるドキュメンタリー〉(
www.aok-movie.com/tokushu)と題して、アナーキスト奥崎謙三を追った『ゆきゆきて、神軍』(1987年)、元日本兵たちが中国で行った残虐行為について語る『日本鬼子〈リーベンクイズ〉 日中15年戦争・元皇軍兵士の告白』(2001年)との特集上映を8月23日(土)までの2週間限定で行ないます(『アクト・オブ・キリング オリジナル全長版』は以降も引続き上映)。ぜひ劇場へ。
(C)Final Cut for Real Aps, Piraya Film AS and Novaya Zemlya LTD, 2012