実に10年ぶりとなるライヴ・イベント〈GLAY EXPO〉を、東北で開催すると発表していた
GLAY。さる3月25日(火)に東京・六本木「ニコファーレ」で行なわれたプレス・カンファレンスで、その全貌を明らかにしました。メンバーの
TAKURO(g)は、「僕らの20周年は全て東北の復興、そして風化を防ぐことに使えたらなとメンバー全員で話し合って決めました。東北のファンに対して出来ることは、自分たちのライフワークである〈GLAY EXPO〉を持って行って、僕らが発信する音楽と共に、東北の現状が伝わればという想いでGLAY EXPOを東北でやることに決めました。ぜひ皆さん僕らに力を貸してください。僕らの20周年は東北と共にあります」と、語っています。
今回は〈GLAY EXPO 2014 TOHOKU 20th Anniversary〉と題し、9月20日(土)に宮城県「宮城スタジアム」(2014年4月1日より“ひとめぼれスタジアム宮城”という呼称に)で開催され、ロゴはメンバーの
TERU(vo)がデザイン。そして、東北各県がほこる6つのお祭りが集合し、2011年から4年連続で行なわれている〈東北六魂祭〉(今年は山形県で5月24日、25日に開催)とのコラボレーションも発表に。
カンファレンスには、東北出身のクリエイターである
箭内道彦も登壇、「震災直後にやるのではなく3年後にやることに意味があると思います。直後に大変だった方もいれば、今が一番大変な方もいると思うので」とコメント。
カンファレンスでは、GLAYのデビュー20周年企画についても発表があり、デビュー記念日となる5月25日(日)には、20年前にリリースされたインディーズ・アルバム『灰とダイヤモンド』(1994年)のリミックス&リマスタリング音源をはじめ、当時のデモテープ音源、未発表曲の音源、さらに当時を振り返るインタビューなどが収録された3枚組となる『灰とダイヤモンド Anthology』が登場。
続いて6月18日(水)には、GLAYの過去のライヴより厳選されたパフォーマンスをDVD&Blu-rayでおくる『GLAY 20th Anniversary LIVE BOX VOL.1』、そして7月は、〈GLAY EXPO 2014 TOHOKU〉のテーマ・ソングであり、通算50枚目のシングルとなる「BLEEZE」(シングルとしては初めてTERUが作詞・作曲を担当、アレンジ・プロデュースは亀田誠治)をリリースします。