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dビデオのオリジナル・ドラマ第2弾『今日からヒットマン』、主演の要潤インタビューが到着

要潤   2014/10/10 16:46掲載
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dビデオのオリジナル・ドラマ第2弾『今日からヒットマン』、主演の要潤インタビューが到着
 先月公開された『ハング』(主演: 市原隼人)に続く、動画配信サービス「dビデオ(R) powered by BeeTV」(video.dmkt-sp.jp/)がおくるオリジナル・ドラマ第2弾。『ミナミの帝王』『クロコーチ』『大川端探偵社』など数々の人気作をほこる『週刊漫画ゴラク』で連載中のむとうひろしによる人気漫画を実写映像化、要潤山本美月菜々緒ら個性豊かなキャストでおくる『今日からヒットマン』が10月1日(水)より絶賛配信中です。

 ――平凡な生活を送る普通のサラリーマンが、ある闇組織の抗争に巻き込まれたことをきっかけに、伝説の凄腕ヒットマンの名を継ぐ――。そんなストーリーが展開される本作、主人公“稲葉十吉”を演じた要潤は、「凄く面白そうだなと思いました。dビデオの作品には以前も出演したことがあるのですが、毎回独創的で映画に近いような、テレビとはまた違う味があるので、今回も面白いことが出来るのかなと楽しみにしていました」とコメント。

 迫力のアクション・シーンについては、「普通の営業マンがアクションをするので、例えば銃の撃ち方ひとつにしても、かっこよく撃てばいいというわけではなかったんです。でも、一生懸命撃ってる姿ってどうしてもかっこよく映ってしまう。なので、どうすれば素人っぽく見えるのかをひたすら考えました。グリップを適当に握ったりね。ちょっとした工夫で印象が違うなと思っていただればいいなと思って演技しました」と、十吉のキャラクターを生かした演技を心がけていたことを明かしています。

 なお、自身の出演している人気シリーズ、NHK『タイムスクープハンター』の“沢嶋”とキャラが被っている……?との指摘には、「撮影中は全く気付いていなくて、今回の『今日からヒットマン』が情報解禁になった時に知人に言われて気づきました。キャラクターが違うから気にしてはいないですけど、ビジュアルだけ見ると確かに似てると思います(笑)。でも僕の役と認識してもらえているということなので、単純に嬉しいですね。何の話題にもならない方が寂しいです。こんなに似てるのに何で誰も言ってくれないんだろうって(笑)」とか。

 また最後に、「凄くわかりやすいストーリー展開になっているので、原作ファンの方はもちろん、原作を知らない方も楽しめる内容になっています。時間をかけて真剣に作ったので“面白かった”とか“ヒットマンって本当にいるのかな?”とか、僕と同世代の方はこれを見て“明日から頑張ろう”とか思ってもらえたら嬉しいです」と、メッセージを寄せています。



『今日からヒットマン』要潤 インタビュー

――『今日からヒットマン』主役の“稲葉十吉”でオファーをいただいた時の感想をお聞かせください。

「凄く面白そうだなと思いました。dビデオの作品には以前も出演したことがあるのですが、毎回独創的で映画に近いような、テレビとはまた違う味があるので、今回も面白いことが出来るのかなと楽しみにしていました」

――主役の時と、そうじゃない時の立ち振る舞いは変わりますか?

「主役だからどうということはないですけど、責任感はありますね。主役だと現場全体の士気も上げていきたいし、空気感も大事なので崩したくないと思いますし。役者もスタッフも同じ現場にいる仲間なので、コミュニケーションを取ることが大事です。脇役だと気楽に好きなことをやっています(笑)」

――原作を読んでみての印象をお聞かせ下さい。

「普通に良いなと思いました。キャラクターは緩めですが、ストーリー展開がしっかりしていると感じました。原作は1巻しか読まなかったんですけど、その中でどういう雰囲気なのか、何を伝えようとしているのかを考えました。世界観は原作者が大事にしているものだろうし、僕も大事にしていきたいと思っていました」

――その後台本をもらいもらった時の印象はいかがでしたか? 原作からのギャップはありましたか?

「ギャップはなかったですね。原作のままをやるんだなという印象でした。そのほうがやりやすいし、作品に入りやすいので良かったです。原作にあるお色気シーンは今回あまりなかったですが、いろいろ盛り込んでしまうと表現が難しくなりますし……。今回は、主人公が最初は円満な家庭があるにも関わらず、殺し屋になっていくという正攻法のやり方だったので、とてもわかりやすくなっていたと思います」

――本読みの現場などで、監督から具体的な指示はありましたか?

「監督からはほとんどなかったです。台本を読みイメージを掴んで、現場で具現化して、そこで修正が入れば対応するという感じでした。演技に関して特別なこだわりがあるわけではないので、言われたことをやっています。その方が成功しやすいんですよ。僕が台本を貰って考えた日数よりも、監督さん、プロデューサーさんの方が長く考えていると思うので、そっちに寄せていきたいなと考えています」

――あえて何も考えずに行くということもあるんですか?

「ありますよ、1日しか行かない現場とかね(笑)。すぐ終わっちゃう役の時はゼロベースで行った方が存在感を残せるというか。その枠の中に嵌ろうとしないほうが、自分では面白かったと思えるんです」

――“十吉”というキャラクターは、要さんご自身と似ている部分はありますか?

「小心者ですけど、責任感が強くて、家庭を大事にするというところが似ていますね。あと“俺が俺が”と、積極的じゃないところ。でもやるべきところはきちんとやるので、そこが似ている部分かと思います」

――“俺が俺が”というタイプではないとのことでしたが、でも役者として、表現をするということは自分を出すということですよね。そのバランスって難しくないですか?

「最初は僕もそういうタイプだったけど、時間が経つにつれて変わってきました。同じものを見ても人それぞれ感じ方は違うので、今は押し付けるのではなく、作品を見てそれぞれに感じ取っていただければと思います。十吉はみんなの意見の集大成であってほしいですね」

――そう思うようになったきっかけやターニングポイントはあったのでしょうか?

「演技しているのは自分だけど、評価するのは画面の向こう側の人たちだって思ったんですよね。それに気づいたのが27、8歳くらいで、その時期から考え方が変わりました」

――今回、相棒だった“ちなつ”役の山本美月さんと共演した感想をお聞かせください。

「外見パーフェクトな綺麗さなのに、良い意味で女優さんぽくないというか、普通の感性を持っている方ですね。共演者としてはやりやすかったし、刺激を受けました。とても頑張りやさんで殺陣も一生懸命練習していて、真剣に取り組む姿が印象的でした」

――そんな山本さんが演じた“ちなつ”はいかがでしたか?

「“ちなつ”の強い部分というか、優しいながらも厳しい部分がちゃんと出ていたと思います。山本さんは普段は柔らかい印象があるけど、逞しさというか、そういう表現が出来る子なんだと思いました。ちなつのキッとした目にはゾクッっとしましたよ」

――アクションシーンが多いですが、何か意識したポイントはありましたか?

「普通の営業マンがアクションをするので、例えば銃の撃ち方ひとつにしても、かっこよく撃てばいいというわけではなかったんです。でも、一生懸命撃ってる姿ってどうしてもかっこよく映ってしまう。なので、どうすれば素人っぽく見えるのかをひたすら考えました。グリップを適当に握ったりね。ちょっとした工夫で印象が違うなと思っていただればいいなと思って演技しました」

――では、アクションシーン以外で撮影時の印象的なエピソードや苦労話があれば教えて下さい。

「二丁との出会いのシーンですね。作品では序盤のシーンなんですけど、実はあれが撮影最終日で朝まで撮っていたんです。なので、十吉という役に慣れていないように、いろいろ考えながら表情を作りました」

――そういった演技のイメージをする時や台本を読む時は、決まりの場所があるんですか?

「家とか車の中が多いですけど、決まった場所はないですね。僕は台本を読んでいる時は全然集中していないんです。ちょっと台本を読もうかなって思ってパラパラめくるくらいでセリフは覚えられるので、あとは現場に入って“あの人はここに立っているだろうな”とか“ここでこういうふうに言うだろうな”ってひたすら考えていますね。その立ち位置が思っていた時と違うと頭の中で修正して“こっちから撮るからこうだな”とか。そういうふうに考えています。いろんな役を演じてきて、時間がない中でセリフを覚えなければいけないという状況から自然と身についたのだと思います(笑)」

――凄いですね! 台本を覚えるというより、作品の世界感を3Dとしてとらえて、頭の中で立ち位置やセリフを総合的に組み立てているんでしょうね。

「そうなのかもしれません。だから例えば、スティーブ・ジョブズが社員との打合せを散歩しながらやるっていう感覚が凄くわかります。じーっと固まっていると何の発想も浮かばないというか。家のなかで何かやりながらチラっと台本を見たり、車で移動中に外の景色を見ながら読んだりする方が、頭が回転するんです」

――実際に要さん自身が十吉と同じシチュエーションになった場合、十吉と同じ行動をとりますか? それとも別の方法を探しますか?

「警察を呼びます(笑)。でも、それが正義だと思ったらやるかもしれないですね。自分にしかできないことだとか、家族が犠牲になるとか、それが社会の悪だと思ったらやるかも(笑)」

――先日シーズン6が放送終了になった『タイムスクープハンター』の沢嶋とキャラが被っているとネットで話題になっていますが、どう思われますか。

「撮影中は全く気付いていなくて、今回の『今日からヒットマン』が情報解禁になった時に知人に言われて気づきました。キャラクターが違うから気にしてはいないですけど、ビジュアルだけ見ると確かに似てると思います(笑)。でも僕の役と認識してもらえているという事なので、単純に嬉しいですね。何の話題にもならない方が寂しいです。こんなに似てるのに何で誰も言ってくれないんだろうって(笑)」

――最後に『今日からヒットマン』の見どころを教えてください。

「凄くわかりやすいストーリー展開になっているので、原作ファンの方は勿論、原作を知らない方も楽しめる内容になっています。時間をかけて真剣に作ったので“面白かった”とか“ヒットマンって本当にいるのかな?”とか、僕と同世代の方はこれを見て“明日から頑張ろう”とか思ってもらえたら嬉しいです」
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