“霊が映りこんだ映画”で最も有名になったのは
『スリーメン&ベビー』(写真)ではないでしょうか。NYのペントハウスで暮らす3人の独身男性が赤ちゃんを預かることで巻き起こるドタバタを描いた同作。あるシーンで出演しているはずのない謎の少年がベランダからこちらをじっと見つめている、というショッキングな場面があります。あまりにはっきりと少年の顔が映っていたため話題になりましたが、実際はスタジオにあったパネルが映り込んだだけとのことです。
『007 / 消されたライセンス』では、山道でタンクローリーが爆発するシーンであがる炎が手の形のように見えると話題に。撮影現場となった山道は過去に悲惨な事故が起きたいわくつきの場所ということで、人知を超えた力の影響を感じます。また、ホラー映画の巨匠ダリオ・アルジェントが手がけた
『フェノミナ』には夢遊病のヒロインが街を徘徊する際、横切った家の窓ガラスに苦悶の表情を浮かべた女性の顔が映ります。このシーンはアルジェント監督が意識的に挿入したという説もあれば、偶然に何かが映りこんだという説もあります。上記の作品以外にも“この世のモノ”ではないモノが映りこんでいる作品はあるかもしれないので、第三の目を開けて探してみてください。
※ 記事は掲載日時点での情報をもとに書かれています。掲載後に生じた動向、および判明した事柄等は反映しておりません。ご了承ください。