この曲は、ピート・シェリーの「テレフォン・オペレーター」という曲です。今では伝説的なディスコとして有名な“椿ハウス”などの日本全国のディスコで80年代前半に大ヒットを記録した曲でした。

　ピート・シェリーは、元々ポップなパンク・バンド“バズコックス”の中心メンバーとして活躍していた人でしたが、ソロ転向後はシンセサイザーを導入したダンス・サウンドを展開。この「テレフォン・オペレーター」は彼の3rdアルバム『XL1』に収録されていますが、残念ながら本作の日本盤CDは発売されていません（3年前に発売された2nd『ホモサピエン＋』にボーナス・トラックとしては収録済）。先日、筆者は某大型外資系CDショップで、この作品の輸入盤が売られているのを見たので、オリジナル作品が欲しい方はそちらを捜してみてください。また、この曲は往年のヒット曲であるため、数多くのコンピ盤に収録されているので、もしコンピ盤で良いのであるならば、比較的簡単に手に入れることが出来ると思われます。その中でも『ダンスマニア〜スーパー・クラシックス１』は、他の80年代ヒット曲も満載の内容なのでお勧め。他にも面白いところでは、元SPEEDの上原多香子とDA PUMPのISSAが主演した映画『ドリームメーカー』のサントラにも収録。なんでも映画の中では、この曲のレコードを幻のレコードとして探し求めていたらしいです。