安斉かれん初のバラード曲「キミとボクの歌」のMV3部作の最終章となる“家族編(キミ=家族からボクへ編)”が3月8日に公開され、SNSでは「素敵すぎる!」「心が暖かくなった!」と多くのコメントが寄せられています。
“キミ視点”と“ボク視点”の異なる視点から描いた2本の映像(合計6本)が順次発表されてきましたが、本作はその最終章となる家族編から、“安斉かれん(=ボク)”から見た“家族(=キミ)”にフォーカスを当てた作品で、そこに描かれているのは“何気ない日常”と、その日常を温かい優しさで包み込んでくれている“母親”の存在。
過ぎ去ってゆく日々の積み重ねの中にも、振り返るとそこには“家族のぬくもり”があり、それこそが“尊く”“大切”なモノであるというメッセージが込められた作品となっています。
そんな“家族編”で、ひだまりのような存在=母親役を演じたのは、さまざまな映画やドラマで活躍してきた実力派女優の
須藤理彩。3部作の最終章を飾っています。
誰しもが心当たる普通の“(聴く人によって家族・友達・恋人と誰にでも捉えられる)キミ”と“ボク”というたった2人を登場人物。安斉は、その歌詞の中であえて「キミとボクの明日なんて、世界中の人には、ちっぽけで下らない事だよ」と、書いています。
未曾有のパンデミックが世界を覆う今、誰しもが目の前の日常(大きな不安と一筋の期待)から目を逸らさずに明日へと向かっていくしかありません。そんな時代、彼女が本当に伝えたかったことは「ちっぽけだからこそ、大切なんだ」というメッセージ。
いつもの場所で会えない友達、遠く離れていても毎日電話をくれる恋人、帰省も叶わない故郷に暮らす家族。あなたはこの歌を聴いて、“どんな場所にいる誰”を思い浮かべるでしょうか。