【特別企画】『ショパンひみつメモリ』で遊んでみた!〜聴いて読んで、楽しく学べるUSBメモリ

フレデリク・フランチシェク・ショパン   2010/05/26掲載
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 ショパン生誕200周年を迎える今年、日頃はクラシックを聴かなくても、この作曲家の名前がなんとなく気になっている方も多いのではないでしょうか? そんな方にオススメのアイテムをご紹介しましょう。

 その名も『ショパンひみつメモリ』。音楽データとともに、ショパンの生涯や作品について楽しく学べるコンテンツがたっぷりつまったUSBメモリです。昨年ビートルズのリマスター音源がUSBメモリで発売されて話題になりましたが、クラシックでは初の試みとのこと。今回は、この遊び心いっぱいの画期的な“おもちゃ”で実際に遊んでみたレポートをお届けします!



ショパンひみつメモリ ショパンひみつメモリ
(左)CD型のパッケージ、(右)USBメモリ



■USBメモリをPCに差し込むだけ!
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 小さなUSBメモリをパソコンに差し込むだけで、たちまちショパン・ワールドへ。このTOPページから各コンテンツに入っていきます。イラストはショパンをイメージした三頭身キャラクターの“チョピ”。『ショパンひみつメモリ』の案内役です。右下にいるチョピがパチパチまばたきしたり、口を動かしたりするのがたまらなくカワイイ!



■CD約5枚分の音楽を収録
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 さっそく“LISTEN”のコーナーでショパンを聴いてみましょう。『ショパンひみつメモリ』には全58曲、CD約5枚分の音楽データが入っています。各曲名をクリックすると再生スタート、画面下に簡潔な楽曲解説と演奏者名が表示されます。

 「子犬のワルツ」や「別れの曲」などの人気曲はもちろん、ショパンの真髄に迫るピアノ独奏曲、協奏曲などをたっぷり収録。ピアノ演奏はNAXOSレーベルでショパンの全曲録音を行なったイディル・ビレットです。

 初心者はまず、気になる曲名をどれからでもクリック! クラシック・リスナーにとっては“バラード3番ってどんな曲だっけ?”なんて時にも便利です。

 さらには、音楽データだけを携帯プレイヤーに入れて持ち歩くことができるのも嬉しいところ。



■ショパンの生涯がグラフで早わかり
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 “BIOGRAPHY”のコーナーでは、ショパンの39年にわたるドラマティックな生涯をグラフで見ることができます。

 ショパンの顔をクリックすると、その時々の出来事が表示されます。初恋やデビューでハイテンションになったり、故郷ワルシャワの戦禍に怒りを燃えたらせたり、婚約破棄でローテンションになったり……まさしく“浮き沈み”が一目瞭然。ショパンの伝記本は多々あれど、このグラフにまさる早わかりはありません!



■ジャンルを楽しく学ぼう
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 「マズルカ」「ポロネーズ」「スケルツォ」「ノクターン」……ショパンの曲名には専門用語が多くてわからない、という方は“GENRE”のコーナーへ。

 “チョピ先生のおんがくレクチャー”では、実際に音を聴きながら各ジャンルについての解説を読むことができます。ショパン以前の作曲家たちの作品と聴き比べてみると、どれだけショパンが革新的な試みで、それぞれのジャンルの歴史を変えたか、ということがよくわかりまクリックすると大きな画像が表示されますす。

 “ショパンはワルツにトラウマがあった”“マズルカはポーランドの盆踊り”など、堅苦しい用語解説ではなく話し言葉のようなテイストで、感覚的に理解できるところがミソ。



■気になるワードがいっぱい
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 ショパンをめぐる100のキーワードを紹介する“100 WORDS”のコーナーも、よくある用語解説事典ではありません。驚くべきはキーワードのセレクション。“髪の毛”や“オーデコロン”といったオシャレ関係から、“砂糖をまぶした牡蠣”“サルのモノマネ”“リスト連れ込み事件”などなど……“なんだこれ?”と気になるワードの連続です。

 これらのキーワードから浮かび上がるのは、親しみが持てる人間らしいショパンの姿。身長・体重から性格、特技、好きな食べ物、友人たちとの間に起きた事件まで、“へぇ〜”なコネタの宝庫です。



■これであなたもピアニスト!
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 “PLAY PIANO”のコーナーではピアノ演奏にチャレンジ。ピアノをまったく触ったことがない人でも、家にピアノがない人でも大丈夫。ちょっとしたフレーズを覚えるだけでピアニスト気分になれるのです。

 「華麗なる大円舞曲」の冒頭、“ターンタカ・ターンタカ・タンタカ・タンタカ……”という有名なフレーズは“シのフラット”一音だけ。でも、ここだけでも弾けたらカッコよくない? “カラオケバージョン”を再生すれば、あなたの弾いた“ターンタカ・ターンタカ・タンタカ・タンタカ……”の続きをプロが演奏してくれます。ナンセンス度高し、もっとも笑えるお遊びコーナーです。


 『ショパンひみつメモリ』で実際に遊んでみて、もっとも面白かったのは“型にはまった解説ではない”という点でした。初心者はもちろん、クラシック・リスナーも“読みもの”として楽しむことができるユニークなアイテムだと思います。

 今後はショパンだけでなく、NAXOSの豊富なレパートリーから新たな『○○ひみつメモリ』が登場することを期待!


文/原 典子
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