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ヤハウェ・ネイルガン、わずか11分のアルバム『Magazine』を「4AD」よりリリース

2026/06/04 12:48掲載
ヤハウェ・ネイルガン、わずか11分のアルバム『Magazine』を「4AD」よりリリース
 ほぼ無名ながらフジロック・フェスティバル2025への出演で日本のオーディエンスにも強烈な印象を残したニューヨーク拠点の4人組、ヤハウェ・ネイルガン(YHWH Nailgun)が名門「4AD」との契約を発表。移籍第1弾作品となるニュー・アルバム『Magazine』を、6月11日(木)にデジタル配信で、8月21日(金)にCDとLPでリリースすることが決定しました。

 ヤハウェ・ネイルガンは、ザック・ボルゾーン(vo)、サム・ピカード(ds)を中心に2020年に結成。その後サグイヴ・ローゼンストック(g)、ジャック・トビアス(key)が加わり現在の4人体制に。彼らの音楽はしばしばノイズ、パンク、フリージャズ、インダストリアル、エクスペリメンタルといった言葉で語られますが、そのいずれのジャンルにも属さず、激しくぶつかり合うリズム、切り裂くようなギター、異様な存在感を放つシンセサイザー、そして獣の咆哮にも祈りにも聴こえるザック・ボルゾーンのヴォーカルが炸裂するサウンドを展開。2025年に発表されたデビュー・アルバム『45 Pounds』は、その圧倒的な緊張感と破壊力によって各国メディアから高い評価を獲得しました。

 本作『Magazine』は、全10曲ながら収録時間わずか11分という異例の作品。アルバムはオープニング曲「Ghost of Love」のフェードインで幕開け、まるでどこかで鳴り続けている音の断片を偶然切り取ったかのような感覚でスタート。バンドは本作を、始まりと終わりが存在する従来のアルバムというよりも、終わりなく続く音楽世界の一部分として捉えています。サム・ピカードによる無駄を削ぎ落としたドラム、サグイヴ・ローゼンストックの剥き出しのプロダクション、空襲警報を思わせるジャック・トビアスのシンセサイザーなど、そのサウンドは前作以上に研ぎ澄まされており、これまでリヴァーブやディレイの奥に隠されていたザック・ボルゾーンのヴォーカルが明瞭に前面へ押し出されているのも特筆すべきところ。

 血、蛇、神、悪魔といった宗教的かつ象徴的なイメージに満ちたリリックも、これまで以上に鮮烈。YHWHというバンド名自体、ヘブライ語における神の固有名に由来しており、その神秘的な世界観は『Magazine』においてさらに深く掘り下げられています。

 2026年5月にニューヨークで開催されたC2C Festival NYCでは、『Magazine』の全編となる11分間だけを演奏し、そのままステージを去るという前代未聞のパフォーマンスを披露したヤハウェ・ネイルガン。その大胆な試みは、観客の間で混乱と興奮の両方を巻き起こし、大きな話題となりました。

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photo by Eve Alpert

■2026年6月11日(木)配信リリース
YHWH Nailgun
『Magazine』

yhwhnailgun.4ad.co/magazine

■2026年8月21日(金)リリース
YHWH Nailgun
『Magazine』

beatink.com/products/detail.php?product_id=15856

[収録曲]
01. Ghost of Love
02. Stillness Blues
03. Innocent Sigh
04. Hips on a Wheel
05. Ballerina
06. Give Blood
07. Magazine
08. Sewer Tree
09. Burns
10. To the Devil
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