1997年3月から2009年12月まで「雑誌」という形で、さまざまな音楽ファンからミュージシャンにまで愛読された音楽メディア、クッキーシーン(Cookie Scene)。現在ウェブ・マガジン(
www.cookiescene.jp)としても活躍する彼らですが、待望のムック・シリーズ第2弾となるCookie Scene Essential Guide
『POP & ALTERNATIVE 2011 21世紀ロックの爆発』が本日6月2日に発売となりました!
本書『POP & ALTERNATIVE 2011 21世紀ロックの爆発』は、
ノエル・ギャラガーに「あんたの顔はジミー・ペイジか!」と会った瞬間突っ込まれた過去を持つ伊藤英嗣氏の監修による一冊で、かつてのクッキーシーンを思わせる両面表紙仕様に!
サイドAでは、2010年〜2011年のロック&ポップ・ミュージックにクッキーシーンならではの切り口で迫った特集をフィーチャー。2011年上半期のオススメ・ディスク105枚+2010年のオススメ・ディスク200枚を厳選して解説し、“テン年代”と呼ばれる新たなディケイドの始まりにおける音楽シーンの状況を鋭く検証。定番ディスクから隠れた名盤までを取り上げています。
2011年の登場アーティストは、
ザ・ヴァクシーンズ、
アークティック・モンキーズ、
デス・キャブ・フォー・キューティー、
スミス・ウエスタンズ、
ジェイムス・ブレイク、
ザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハート、
ザ・ストロークス、YUCK、ボン・イヴェール、
グラスヴェガス、
MONOBRIGHT、
ブリティッシュ・シー・パワー、ノア・アンド・ザ・ホエール、
TV・オン・ザ・レディオほか。
2010年の登場アーティストは、
ザ・ドラムス、
ASIAN KUNG-FU GENERATION、
スーパーチャンク、
アーケイド・ファイア、
カニエ・ウェスト、
神聖かまってちゃん、
MGMT、マグネティック・マン、
リトル・バーリー、
ティーンエイジ・ファンクラブ、
ベル・アンド・セバスチャン、
LCDサウンドシステム、
相対性理論、
ザ・ナショナル、
放課後ティータイム、
ヴァンパイア・ウィークエンド、
ヨンシー、
OGRE YOU ASSHOLE、
エドウィン・コリンズほか。
さらに巻頭特集では、
ナールズ・バークレイのメンバーにして
ベックや
ゴリラズのプロデュースでも知られる
デンジャー・マウスとイタリアのクセモノ映画音楽家ダニエル・ルッピが、元
ホワイト・ストライプスの
ジャック・ホワイトと
ノラ・ジョーンズを迎えて制作した架空のサウンドトラック・アルバム『ローマ』を徹底分析。本邦初(?)デンジャー・マウスその人にスポットをあて、
ザ・シンズのジェイムズとのユニット、
ブロークン・ベルズや、
スパークルホースと
デヴィッド・リンチとのプロジェクト『ダーク・ナイト・オブ・ザ・ソウル』など関連作を交え、彼の音楽性と素顔に迫っています。
サイドAAでは、2010年〜2011年の音楽シーンを語る上でのキーワードになりそうな“セカンド・サマー・オブ・ラヴ”“ポスト・パンク”“'80sロック”という3つの要素を大特集!
“セカンド・サマー・オブ・ラヴ”を特集した「Second Summer Of Love Again」では、先日『スクリーマデリカ』20周年記念盤をリリースした
プライマル・スクリームや
ニュー・オーダーのロング・アーティクル、そして伊藤英嗣氏と久保憲司氏のなぜか不思議とドラッグの香り漂うクレイジー極まりない対談をフィーチャー! 「インディー・ダンス」〜「マンチェスター・サウンド」を生んだ当ムーヴメントに迫ります。
“ポスト・パンク”を特集した「Dig Post Punk」では、
ザ・ポップ・グループや
PIL、
ワイアーの来日を控え、よりいっそう盛り上がりをみせるポスト・パンクの魅力を再検証!
スティーヴン・キングも真っ青の()くくりを多用しつつも情熱に満ちた伊藤英嗣のポスト・パンク論のほか、ザ・ポップ・グループ、
スロビング・グリッスル、
ギャング・オブ・フォーのインタビュー・アーティクルをフィーチャー。
さらに、
bloodthirsty butchersの
吉村秀樹と
ロマンポルシェ。の二組による謎のポスト・パンク怪談も!
“'80sロック”を特集した「'80s Rock Now」では、80年代から活躍するバンドたちが近年見事な新作をたてつづけにリリースしていることに着目し、素晴らしきベテラン・ロック・アーティストたちを再評価します。
R.E.M.、
DEVO、OMDの3組に大ヴォリュームで迫るほか、新作が話題の
ザ・カーズ、
フィーリーズ、
デュラン・デュラン、まさかのデヴィッド・ロウリー(
キャンパー・ヴァン・ベートーヴェン/
クラッカー)、もっとまさかの
トーマス・ドルビー、
シンディ・ローパー、
ハワード・ジョーンズのほか、年内の新作リリースが期待される
U2や
レッド・ホット・チリ・ペッパーズの魅力にも“今”の視点で迫ります。
またMONOBRIGHT/元
BEAT CRUSADERSの
ヒダカトオルと
カジヒデキの'80sロック対談も大フィーチャー! 全ロック・ファン必読の濃ゆい内容となっています。
いまだ見ぬ素晴らしき音楽世界への扉がたぶん200個くらい仕掛けられている本書Cookie Scene Essential Guide『POP & ALTERNATIVE 2011 21世紀ロックの爆発』、ぜひお手元に! 伊藤英嗣氏の“(笑)”もいつになく大量出血大サービスですよ!