ロック史に残るピンク・フロイドの名作『狂気』の「Speak to Me」「Breath」は映画全体でリピートされる2曲。主人公たちに訪れる不穏な空気や虚無感は曲によってさらに色濃くなり、深く映画の世界へ誘う。またシガー・ロスはアルバム『アゲイティス・ビリュン』から「スヴェン・ギー・エングラー」、『残響』から「フリータヴィク」が使用されており、セリフにはできない心境や、言葉では説明できないような状況を、観るものへと伝えてくれています。
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