米テキサス州・オースティンで開催される〈サウス・バイ・サウスウェスト映画祭(SXSW FILM)〉の“24 Beats Per Second”部門に出品されたドキュメンタリー映画『スーパーメンチ -時代をプロデュースした男!-』が9月24日(土)より公開。1970年代ハリウッドのミュージック・シーンを牽引した伝説のプロデューサー、
シェップ・ゴードンの破天荒な半生を描いた本作の公開を記念して、特設ページ(
www.supermensch.jp/bar)にて
小宮山雄飛(ホフディラン)、福岡晃子(
チャットモンチー,
くもゆき)、お笑い芸人の芦沢ムネト(パップコーン)、「ギター・マガジン」編集長・尾藤雅哉の4人によるエンタメ座談会〈BAR スーパーメンチ〉が公開されました。
作品を観賞しながら、映画の観どころやシェップ・ゴードンのマネジメントに冠する話題など、音楽業界に精通した彼らならではの内容が語られたこの座談会。小宮山は「(この映画って)音楽関係の話っていうイメージが強いかもしれないけど、実は音楽の話よりも、もっと人生の話というか、この人の生き方が面白いわけで、音楽関係の人はもちろんだけど、色んな人がヒントになる話がつまってるわけですよ」と作品の魅力を力説。さらに、作中のシェップ・ゴードンと
アリス・クーパーのエピソードを受け、福岡は「うちは本当にチームで考えるバンドだと思います」とチャットモンチーにおけるアーティストとマネージャーの関係に言及すると、芸人でありTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」の“教頭”も務める芦沢は「基本的にお笑い芸人の場合、ネタは自分達で作りますし、特にアドバイスとかはないかもしれませんね。音楽とは大分違いを感じます」と、音楽業界とお笑い業界の違いについて語りました。
9月24日(土)の公開初日には、新宿シネマカリテにて初回上映後に
小林克也、
マーティ・フリードマンによるトーク・イベントの開催も決定。エンタメ座談会についても、公開後に第2弾、第3弾の動画がアップされる予定です。
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『スーパーメンチ -時代をプロデュースした男!-』
2016年9月24日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次ROADSHOW
www.supermensch.jp[ストーリー]
大学卒業後ロサンゼルスへと移ったゴードンは、チェックインしたホテルで“たまたま”ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソン、ジミ・ヘンドリクスらと知り合い、なりゆき任せに音楽マネジメントの道へ。ピンク・フロイド、ルーサー・ヴァンドロス、テディ・ペンダーグラス、アリス・クーパーらをスターに育て上げ、エメリル・ラガッセのような“カリスマシェフ”を誕生させるなど、天才的マネジメント手腕を発揮する。快楽主義的イケイケドンドンの70年代から、本当の家族にあこがれる仏教徒となった現在に至るまでの足跡を、笑いあり涙ありの貴重なアーカイブ映像を交えて辿ってゆく。
監督: マイク・マイヤーズ
製作: ベス・アーラ
編集: ジョセフ・クリングス
音楽: ジョン・フーリハン / ウィラ・ユーデル
共同編集: ブラッドフォード・コールマン
共同製作: ステフ・チン / アン=カリン・エデルブロック・フォッグ
配給: ピクチャーズデプト
提供: ソニー・ミュージックエンタテインメント
86分 / アメリカ / 2013年 / HD / 英語 / 日本語字幕 / アメリカンビスタ / 5.1ch©2013 NoMoneyFun Films Inc. and A&E Television Networks LLC.