エレクトロニック・ミュージックのプロデューサーにしてヴォーカリストのカーリーン（K A R Y Y N）が、人工知能プログラム〈ヤング・ペイント〉とコラボレーションした新曲「TILT」を配信リリース。ヤング・ペイントは、音楽プロデューサーのダレン・J.カニンガムがゴールドスミス・カレッジのデジタル学部とともに、音楽解析とパフォーマンス双方をこなすために作られた、人工知能プログラムです。

　カーリーンはシリアにルーツを持ち、2011年に親戚の死をきっかけに米ロサンゼルスからニューヨークへ。その後独ベルリンで暮らし、アルバム収録曲を制作してきました。2017年にアーティスト名をカーリーンと改め、名門レーベルMUTEと契約。昨年発表した「MOVING MASSES」はピッチフォークでベスト・ニュー・トラックに選ばれるなど、大きな話題となりました。3月29日（金）には日本盤ボーナス・トラックとして「MOVING MASSES」を収めるデビュー・アルバム『ザ・クアンタ・シリーズ』（TRCP-239 2,200円 + 税）を発売します。なお、「TILT」はデジタル配信のみの発売でこのアルバムには収録されません。