ニュース

メニューイン国際コンクール第1位、マリア・ドゥエニャス(vn)がドイツ・グラモフォンと専属契約

2022/10/04 17:57掲載
はてなブックマークに追加
メニューイン国際コンクール第1位、マリア・ドゥエニャス(vn)がドイツ・グラモフォンと専属契約
 2021年のメニューイン国際コンクールで第1位を獲得した19歳のヴァイオリニスト、マリア・ドゥエニャス(María Dueñas)がドイツ・グラモフォン(DG)と専属契約。デビュー・シングル「フォーレ:夢のあとに」がミュージック・ビデオとあわせて公開中です。

 ドゥエニャスはスペイン出身。2018年にウラディーミル・スピヴァコフ国際ヴァイオリン・コンクール、2021年にゲッティング・トゥ・カーネギー・コンクール、ヴィクトル・トレチャコフ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝するなど、多くの世界的コンクールで成功を収め、若手ヴァイオリニストの登竜門とも言われるユーディ・メニューイン国際コンクールで1位と聴衆賞を獲得したことで注目されました。以来、グスターボ・ドゥダメル率いるロサンゼルス・フィルハーモニックなど各地のオーケストラのソリストとして活躍しています。

 今回の契約に際し、DG社長のDr.クレメンス・トラウトマンは「マリアとのコラボレーションを大変うれしく思っています。彼女は表現力豊かなヴァイオリニストで、その卓越した技術力は、音質に対する感受性と新鮮な音楽体験に対する熱意が感じられます。彼女の創造性は、自作曲、話題の世界初演にまで及んでいるのが魅力的です。このような才能は、おそらく一世代に一度しか生まれないでしょう」とコメントしています。

 ドゥエニャスはDGでのデビュー・アルバムとして、マンフレート・ホーネック指揮ウィーン交響楽団とのベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲の録音を予定しており、作曲を趣味とするドゥエニャスは、この協奏曲のためにみずからカデンツァを書き下ろしました。「母が持っていたミルシテインとオイストラフのDGレコードを聴いて育った私にとって、DGは、一言で表すと“素晴らしい音楽”です。私自身もこのレーベルの一員になることになり、そして、もっとも偉大なヴァイオリン協奏曲の一つを録音する機会をいただいたことに感激しています。素晴らしいウィーン交響楽団と指揮者マンフレット・ホーネックとの共演は、本当に夢のようです」とドゥエニャスは語っています。


Photo by Christoph Koestlin

ユニバーサル ミュージック
www.universal-music.co.jp/maria-duenas
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] ソウル&ファンク・ユニットMen Spyder 初のEPを発表[インタビュー] KMC 全曲O.N.Oによるビート THA BLUE HERBプロデュースの新作
[インタビュー] 魚返明未 日本の新世代ジャズを牽引するピアニストが、新たなトリオでアルバムを発表[インタビュー] みやけん 人気ピアノYouTuber 『俺のヒットパレード!』第4弾リリース!
[インタビュー] Billyrrom 注目の新世代バンドに聞く新章突入と〈HEADZ 〜NEW HOT WAVE〜〉出演への思い[インタビュー] 町あかりの歌謡曲・春夏秋冬 春のテーマは「ディスコ」!
[インタビュー] Arvin homa aya  実力派シンガーの話題曲 アナログで連続リリース[インタビュー] ジェイコブ・コーラー × kiki ピアノ 凄腕師弟コンビ
[インタビュー] 文坂なの \[インタビュー] 人気ジャズ・ピアニストが立ち上げた新レーベル 第1弾は田中裕梨とのコラボ・シングル
[特集] いよいよ完結!? 戦慄怪奇ワールド コワすぎ![インタビュー] you-show まずは目指せ、新宿制覇! 新宿発の楽曲派アイドル・グループがデビュー!
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015