7人組ダンス＆ヴォーカル・グループ“BE:FIRST”の10月29日（水）にリリースされる初のベスト・アルバム『BE:ST』のリード曲で、The Jackson 5の名曲をリメイクカヴァーした「I Want You Back」のミュージック・ビデオが公開されています。

　初のベスト・アルバムのために制作された新曲は、The Jackson 5「I Want You Back」のカヴァーを、SKY-HIとSunnyがプロデュース。

　ファンキーなベースラインやリズミカルなピアノ、ストリングスのアレンジが印象的なオリジナルにリスペクトを込めつつ、“究極のアナログ・コンソール”と称される伝説的機材Neve 8068を使用し、生バンドをレコーディング。その音源をサンプリングソースとして取り込み、ヒップホップ的に再構築するという徹底したアプローチでトラックを完成させました。オリジナルのサビを引用しながら、BE:FIRST的な解釈で新たに書き下ろした歌詞を加え、スキルフルな歌とラップで表現。消費のスピードが加速するこの時代にあっても、ボーイバンドというアートフォームで音楽を鳴らし続ける理由を示す、リスペクトに満ちた一曲となっています。

　公開された「I Want You Back」のMVは、音楽やダンスを初めて「好き」と感じた“あの瞬間”がBE:FIRST自身だけでなく、MVを見ている人にも蘇るような映像を目指して制作されました。

　まるで童心に帰ったかのように、音楽の楽しさがめくるめく今回のMVは、BE:FIRST初のベスト・アルバムのリード曲として、これまで培ってきた音楽を楽しむ力と、ここまで歩んできた楽曲の軌跡と、原曲であるThe Jackson 5の「I Want You Back」へのリスペクトを、一つのおもちゃ箱に詰め込んだような世界観に仕上がっています。MV全体に、「Shining One」「Betrayal Game」「Mainstream」「Blissful」「Sailing」「GRIT」など、これまでのBE:FIRSTの楽曲やMVの記憶の欠片をたくさん詰め込まれていたり、最新のボリュメトリックビデオ技術を活用し、BE:FIRSTのメンバーを3Dデータ化することで、踊り出すBE:FIRSTフィギュアを作り出すなど、最新技術も取り入れたまさにベスト・アルバムのリード曲に相応しいMVです。

　近代ボーイバンドのプロトタイプでもあるThe Jackson 5に、BE:FIRSTの魅力の一つであるファミリー感を重ね合わせながら、初期衝動や憧れ、これまでの軌跡、未来への期待、すべてを詰め込んで、今の“自分たちの世界”が作り出されている「I Want You Back」のMV。ぜひ楽しんでください。