ヴァーヴ・レコーズより6月6日にリリースされた、ブライアン・イーノとビーティー・ウルフによるコラボレーション・アルバム『LUMINAL』と『LATERAL』が、7月9日（水）に日本盤がSHM-CDにてリリースされることが決定。『LUMINAL』の日本盤にはボーナス・トラックとして「コンプロマイズド・カウボーイ」が収録されることも発表されています。

　イーノとウルフの出会いは2022年の音楽祭・映画祭・インタラクティブ・フェスティヴァルなどを組み合わせた大規模イベント、サウス・バイ・サウス・ウエスト（SXSW）にさかのぼります。2人はSXSWにて「アートと気候（Art and Climate）」と題して特別講演を行ない、同公演がSXSWの25年間の歴史の中でベスト・トークの一つに選出。その後、2人はそれぞれロンドンの別々のギャラリーでヴィジュアル・アートやコンセプチュアル・アートの作品を展示していたときに再会し、音楽的なコラボレーションが生まれました。

　また、ブライアン・イーノのジェネレイティヴ・ドキュメンタリー映画『ENO』が日本国内での上映が迫っています。6月21日（土）東京・新宿 109シネマズプレミアム新宿にて開催される特別プレミア上映は完売しましたが、一般上映の日程は、東京・新宿 109シネマズプレミアム新宿 シアター7での上映が7月11日（金）から7月17日（木）まで。愛知・名古屋 109シネマズ名古屋 シアター4での上映が7月12日（土）と7月13日（日）の2日間。大阪・109シネマズ大阪エキスポシティ シアター5での上映が7月12日（土）と7月13日（日）の2日間となります。

　ギャリー・ハストウィット監督による『Eno』は、ブライアン・イーノへの長時間のインタビュー、そして500時間を超える貴重なアーカイブ映像を組み合わせ、アーティストのブレンダン・ドーズと共同開発した自動生成システム「Brain One（ブライアン・イーノのアナグラム）」を導入。観るたびに構成や内容が変化する映画の常識を覆す全く新しい体験を実現しています。

　なお、アジア圏での劇場上映はこれが初とのこと。映画『ENO』を盛り上げるべく、東急沿線全駅にてポスターが掲出中です。






Photo by Cecily Eno