2000年にロケット・フロム・ザ・クリプトのJohn“SPEEDO”Reisのプロデュースによって制作された2ndアルバム『揺ラシツヅケル』（写真）をリリース。全曲日本語詞の導入によって、さらに引き出されたメロディの奥深さは計り知れず。繊細も繊細、ギリギリのところから否応なく盛り上がっていく、実は壮大な楽曲の数々。こんなに良かったっけか？と考えさせられた名盤です。ブラッドサースティー・ブッチャーズのフォロワーなんて声もかき消す、確固たるオリジナリティしか存在しないこのバンド“カウパーズ”。このアルバム以上の作品のリリースを期待していたのですが、惜しくも10月1日に解散が決定しました。ドラムの脱退などありつつも、すぐに再開するだろうと思っていただけに、何とも残念です。解散ライヴなども行なわない、この潔よさ。さすがです。ちなみに、これからのメンバーの活動についてはまだ未定のよう。惜しみつつ、期待しつつ。