辻一郎のソロ・ユニット“
Dissecting Table”が、CDR『Down The Road』をレギュラーエディション15枚限定、スペシャルエディション3枚限定で4月8日(木)にリリース。
辻一郎は1966年生まれ。東京で1986年から“Dissecting Table”という名義でノイズ・インダストリアル・ミュージックの制作を開始して、1998年に故郷の広島に戻り音楽活動を展開。主に自主レーベル「UPD organization」とヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきました。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していましたが、最近は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作しています。
CDR『Down The Road』は、演奏時に、状態変数フィルタの感度や遮断周波数を変更して音色を変化させて、音響効果を豊かにしました。しかし、3曲目「オール ホープ イズ ノット ロスト」では、状態変数フィルタと複合型シンセサイザーを用いず、フィルタの感度を低くして演奏を行ないました。これにより、他曲と音響効果が異なるようにしました。また、1曲目「ミザリー」と4曲目「ノー ビック ディール」では、従来とは異なる複合型シンセサイザーの発振器やフィルタの設定を行なうことにより、斬新な音色を作ることを試みました。