日本におけるDJの先駆者としてクラブ・シーンを席巻、プロデューサーとして活躍するほか、ファッション・アイコンとしてもその名が確立、音楽・ファッション・カルチャーと幅広いシーンにおいて常に流行の最先端を牽引する存在として絶大な支持を得ている
藤原ヒロシ(以下、HF)。
7月から連続リリースしている配信限定シングルのラストを飾る、本日リリースの第4弾は、1992年HFと
いとうせいこうによるユニットとして注目を浴びた
SUBLIMINAL CALMによる名曲「かすかなしるし」のセルフ・カヴァー。2曲目にはエンジニア・佐藤宏明によるDUB MIXヴァージョン「かすかなしるし(molmol DUB MIX)」をカップリング、心地よいシングルに仕上がっています。
そして、10月2日正午より、オリジナル・フルアルバム
『manners』の発売に先駆け、アルバム特設サイト(
www.hf-manners.com)にて収録全曲の試聴がスタート。すべて作詞・作曲を手がけたオリジナル楽曲ほか、HFソロ名義での1stアルバム『NOTHING MUCH BETTER TO DO』(1994年)収録「getting over you」、先行リリースされている
UAのデビュー曲「horizon」(1995年)、前述の「かすかなしるし」(1992年)、
YO-KING(
真心ブラザーズ)とのユニット
AOEQのアルバムに収録されている「colour」(2011年)など、HFがこれまでに手掛けてきた名曲たちのセルフ・カヴァーを含む、全曲HF自身がヴォーカルを担当した全12曲。HFの音楽の集大成ともいえる最高のチル・サウンド・アルバムをぜひ試聴しましょう。
音楽活動以外でも、9月より京都精華大学のポピュラーカルチャー学部にて客員教授を務めているほか、10月より久々のラジオレギュラーとなるHFがナビゲートを務める番組J-WAVE「JUN SOUND POOL」(毎土14:10〜14:30)もスタート。さまざまな分野で活躍するHFの動きに注目です。