ラッパーのItaqが、新曲「Time Goes By」を4月19日（金）にリリース。

　「Time Goes By」は、過ぎて行く時の貴重さを噛み締める楽曲で、春らしい爽やかさを感じさせながらも初期のカニエ・ウェストを彷彿とさせる、ただ、サンプリングでは無く端正込めた打ち込みで組まれたBEの才気溢れるソウルフルなトラックの上で、ラッパーとしては中堅に入りつつあるItaqが綴るのは周りの友人の幸福なニュースと東京・中野区での穏やかな日常。しかし決してItaqの情熱の炎が消えた訳では無く、若さを担保にしたプレイヤーから長距離ランナーへと変貌を遂げ、決して減ることの無いリリースを積み重ねる静かな職人のフロウを楽しめる楽曲となっています。BEが初めて手掛けたというミックス、マスタリングは、ドープさと瑞々しさをしっかり味わえます。カラフルなアートワークはItaqがコラージュにて制作、いなたさとポップさを感じさせるアートワークとなっています。

　また、楽曲の発表に合わせてパフォーマンス・ビデオも公開されています。制作はItaq本人によるもので、中野区沼袋の一角を背景に、飄々とパフォーマンスする無邪気なItaqの姿が印象的な映像となっています。