音楽評論家の田家秀樹(たけ・ひでき)によるノンフィクション単行本『風街とデラシネ 作詞家・松本隆の50年』と、この書籍で取り上げた代表的なアルバムの曲を中心に33曲を田家秀樹がセレクトした、
松本隆・作詞家生活50年の軌跡をたどる2枚組コンピレーションCD『
風街とデラシネ〜作詞家・松本隆の50年』が、ともに10月27日(水)より発売されています。
単行本『風街とデラシネ 作詞家・松本隆の50年』は、スタジオ・ジブリの機関紙「熱風」(2019年1月号〜2021年3月号までの26回)の連載をまとめたもの。田家が松本および関係者やアーティストに取材を行ない、松本がことあるごとに口にしていた“アルバム作家”という言葉に沿って、全面的にかかわったアルバムを軸に50年間の軌跡を辿りなおそうという企画です。コンピレーションCDは、この連載で取り上げた曲を中心に選曲されました。
2021年7月には作詞活動50周年トリビュート・アルバム『
風街に連れてって!』(日本コロムビア)が発売。同月には『NHK MUSIC SPECIAL 松本隆50年〜時代と人をつないだ作詞家〜』が放送され、『ミュージック・マガジン』8月号でも松本隆特集が掲載。11月5日(金)、6日(土)には、東京・日本武道館にてトリビュート・アルバム発売を受けた豪華メンバーによるライヴ〈風街オデッセイ2021〉が開催予定となっているなど、松本隆作詞家活動50周年は盛り上がりを見せています。