2023年の『
オムニコード・リアル・ブック』と2024年の『
ノー・モア・ウォーター』で、グラミー賞の最優秀オルタナティブ・ジャズ・アルバム賞を2年連続で受賞した
ミシェル・ンデゲオチェロ(Meshell Ndegeocello)が、新作『シノニム』を10月2日(土)に発表します。豪華ゲストとともに、幅広い年代の名曲の数々を歌ったこの新作から、
シンシア・エリヴォとともに歌った、
アレサ・フランクリンと
ジョージ・マイケルの「愛のおとずれ」(1986年)のカヴァーが公開されています。
そのほか、収録されるのは
キャット・パワーとの「愛の残り火」(
ヒューマン・リーグ / カッコ内はオリジナル・アーティスト)、
チャカ・カーンとの「アイランド・イン・ザ・ストリーム」(
ドリー・パートン&
ケニー・ロジャース)、
ブランディ・カーライルとの「ゴールデン・リング」(
ジョージ・ジョーンズ&
タミー・ウィネット)、デスティン・コンラッド、
モーゼス・サムニーとの「私の気持ち」(
ロバータ・フラック&
ダニー・ハサウェイ)、
ビル・キャラハン、クリス・シーリーとの「神が味方」(ボブ・ディラン)など、全15曲。
ンデゲオチェロ、エイブ・ラウンズ、そして彼女の初期作品に大きく貢献したデイヴィッド・ギャムソンが共同プロデュースを手がけ、
ベラ・フレック(banjo)、ディーントニ・パークス(ds)、
ラリー・ゴールディングス(key)、
クリス・ブルース(g)、
ジョシュ・ジョンソン(sax)、
エレーナ・ピンダーヒューズ(fl)ら錚々たる顔ぶれがレコーディングに参加しました。
アルバム・タイトルの『シノニム』は「同義語」という意味。「私たちはそれぞれ違う存在だけど、人間という存在の本質は同じ」という思いを胸に制作された、さまざまなジャンルのゲストと幅広いサウンドを取り込んだ楽曲が詰め込まれています。
ンデゲオチェロは本作について、「この作品は、多くの人に愛され続けてきたクラシック・ソングへのオマージュです。楽曲ごとに異なるトーンやジャンル、意図されたグルーヴがあります。でも同時に、このアルバムは喜び、自分らしさ、個々の表現、そして人類に共通する経験についての作品でもあります。他人の曲を解釈するという感覚は、ワシントンD.C.時代、ゴーゴー・バンドで演奏していた頃に身につきました。誰かの曲を、自分たちなりの声やキャラクターで演奏する必要があったからです。また、父は陸軍のビッグバンドで演奏していて、カウント・ベイシーやデューク・エリントンの決定的なアレンジについてよく語り合いました。曲というのは、あくまで骨組みにすぎないのです」と語っています。
Photo by Charlie Gross