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CMクリエイター柳沢 翔が映画監督デビュー、中村倫也の主演作『星ガ丘ワンダーランド』今冬公開

中村倫也   2015/06/30 14:29掲載
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CMクリエイター柳沢 翔が映画監督デビュー、中村倫也の主演作『星ガ丘ワンダーランド』今冬公開
 「Google NEXUS7」シリーズなどで世界中から注目を集めているCMディレクター、柳沢 翔の映画監督デビュー作、活躍の場を広げている若手演技派・中村倫也を主演に迎えた完全なオリジナル・ストーリーが展開される『星ガ丘ワンダーランド』は今冬公開予定。

 ――幼いころに母親に捨てられ、成長した今は星ガ丘駅の落し物預り所で働く若者・温人(中村倫也)の元に次々に現れる落し物を探す訳ありの面々。落し物の持ち主を想像しては、名札の裏に似顔絵を描く。それはそっくりだったり、まったく違っていたり……。行き場を失ったモノたちは、どのようにしてここに来て、どんな人に愛されていたのか……そんな想像をする日々が温人の日常だった。だがある日、幼いころに自分を捨てた母親が自殺したという一報が届く。そこから、温人の止まっていた人生が動き始める。彼自身も知らなかった事件の真相、そして過去が明かされていく――。

 舞台、ドラマ、映画と飛躍的な活躍を見せる中村倫也を軸に、佐々木 希木村佳乃菅田将暉市原隼人新井浩文松重 豊という、今まさに旬の主役級キャストを配して、生まれた『星ガ丘ワンダーランド』。切なくも心温まる、至極のミステリーに午後注目ください。

この作品は、とある家族の話です。
止まっていた時計が動き出すように、グラスに入れた氷が溶け出すように、ひとつの出来事をきっかけに、この物語は始まります。
青年はどこに辿り着くのか。青年の『家族』は何処に在るのか。
このとてもデリケートな役を、沢山の人に支えられながら、壊れないように壊れないように運ぶことができました。
魅力的で精力的なスタッフ、キャスト、事務所の仲間達と共に、この美しい物語を創ることができて、とても嬉しく思っております。
こういうことを言うのは照れ臭いのであまり言わないのですが、それこそ『家族』と思える現場でした。
星ガ丘ワンダーランド、皆様是非、ご期待下さい。

――中村倫也

今回、素敵な皆さんと共に作品作りに参加する事が出来、大変嬉しく思っています。
主演の中村さんは本当に尊敬する先輩でとても優しい方です。
何度も共演させていただいていますが、いつもお芝居に関してアドバイスをくださるので、ひとつひとつ吸収していきたいです。今回の作品も一緒にお芝居をさせていただいて、沢山勉強させて頂きました。
中村さんと二人で歩いているシーンの撮影は夜の屋外で行われたのですが、気温0度を下回る寒い日で、寒くないかと私のことを何度も気遣ってくださいました。
出来上がった作品を拝見して、スタッフ、キャストが一丸となって丁寧に丁寧に作った作品だなと改めて思いましたし、中村さんの目のお芝居が引き込まれるようでとても印象的でした。懐かしさを感じられる温かみのある綺麗な映像に心を奪われ、深い愛情故の衝撃のラストにきっと驚くと思います。

――佐々木 希

監督 / 脚本 柳沢 翔 Interview

――初の映画演出について。

一言で言うと、とても大変でした。心が休まる瞬間は、完成するまで一瞬もありませんでした。でも初号で、キャスト、スタッフの皆さんと一緒に初めてスクリーンで映像を見た時、全てが吹っ飛びました。ああ、なんて贅沢なんだと。皆が一丸となってひとつのものを作り上げ、大きい画面で共に鑑賞する。それをお客さん達に届ける。こんな夢の様な仕事は無いなと。そして、それが良い作品になるなら、その為ならなんだってやろう。そう感じました。なので、一言で言うと「大変」、二言で言うと「大変で、その100倍幸せ」です。三言で言うと「大変で、その100倍幸せ、だからその為に負けられない」です。

――役者について。

映画をやって一番大きく違いを感じた事は役者さんとの距離感です。広告よりも圧倒的に近いという印象です。初めての映画でこんな素晴らしい役者の方々に出演して頂けて、僕は本当に果報者です。皆さん、本当に積極的に、真摯にこの作品に対して向かい合って下さいました。僕の至らない部分も受け止めて、信頼して下さり、委ねて下さいました。主演の中村さんは撮影前にロケ地を巡って、イメージを掴もうとしてくれましたね。感謝感激です!

――撮影カメラ“RED”について。

REDは広告界では広く普及しています。僕はフィルム至上主義でしたが(フィルムで映像が容易に撮れていたのは、おそらく僕が最後の世代だと思います)技術の進歩とともにREDの利点(4K収録できるので、後処理でのリサイズが可能、長時間の収録が可能、高解像度なのでCGとのなじみが容易等)を魅力的に感じています。特に今回は映像のラティチュードが欲しかったので、プロデューサーに無理を言ってREDの中でも上位機種(EPIC)を使用させて頂きました。

――映画を見る人へのメッセージ。

母への想いに囚われている男が小さな一歩を踏み出す、その瞬間を切り取った物語です。家族に限らず、想うがゆえに迷い道に入ってしまう事は誰にでもある事だと思います。それがほどけていく過程を、押し付けないように、寄り添うように描いたつもりです。彷徨うハルトがみる白昼夢を、雪景色を、一緒に感じて頂けたら幸いです。

『星ガ丘ワンダーランド』
2016年、全国ロードショー

出演: 中村倫也 / 新井浩文 / 佐々木希 / 菅田将暉 / 杏 /  市原隼人 / 木村佳乃 / 松重 豊

監督: 柳沢 翔
脚本: 前田こうこ / 柳沢 翔
企画・プロデュース: 前田浩子
エグゼクティブ・プロデューサー: 森山 敦
プロデューサー: 平体雄二
撮影: 今村圭祐
照明: 織田 誠
録音: 岡本立洋
美術: 柘植万知
装飾: 徳田あゆみ
VFXアドバイザー: 川村大輔
コスチュームデザイン: 堀井香苗
ヘアメイク: 竹下フミ
助監督: 平井淳史
制作担当: 田島啓次
音楽: 渡邉 嵩
音楽プロデューサー: 緑川 徹
編集: 木村悦子

製作: 「星ガ丘ワンダーランド」製作委員会
企画・制作: アルケミー・プロダクションズ
制作プロダクション: スタジオブルー
配給: ファントム・フィルム
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