2023年7月に発売された『ヘットフォンブック2023』にて、2022年1月〜2023年4月までに発売・発表されたイヤフォン / ヘッドフォン、および周辺機器の全モデルの中から価格別に分け、筆者と有名販売店コンシェルジュが推薦するクラス別ベストモデルが決定。
本記事では、同紙にて〈ヘッドフォンアワード2022-2023〉として表彰された製品の中から、スペシャリスト達に選ばれたイヤフォン部門の最多得票機種をご紹介します。
[イヤフォン部門]大賞「Andromeda Emerald Sea」Campfire Audio オープン価格: 184,900円前後――熟成技術と最新テクノロジーが融合した完成度の高いモデル 有線のハイエンドモデルから革新的機能を搭載した完全ワイヤレスまで多彩なイヤフォンが候補になったが、受賞したのはキャンプファイヤーオーディオの定番シリーズである「Andromeda」シリーズの最新モデルAndr omeda Emerald Sea。音導管を使わないチューブレス設計をはじめとする定評ある技術のほか、BAドライバーをデュアルダイヤフラム化するなど新技術を導入することにより完成度をさらに高めた。[イヤフォン部門]エントリークラス賞「JD7」FIIO Japan オープン価格: 16,500円前後――エントリークラスながら高度な技術を導入した音質追求モデル オーソドックスな有線イヤフォンからオープンタイプの完全ワイヤレスまで多種多様な機種の中、トップに立ったのはフィーオJD7。10mmダイナミックドライバーを1基搭載した同社のエントリークラスながら、半結晶ポリマー+PU振動版、ステンレス製シェルなど高度なテクノロジーを搭載。結果的にそれらが生み出すハイレベルな音のクオリティが認められた。音にこだわる有線モデルの人気は根強いものがある。[イヤフォン部門]ミドルクラス賞「ZE8000」final 価格: 36,800円(税込)――高精細サウンド「8K SOUND」を実現した同社の技術力の高さが証明された 一般的にはこのクラスの絶対王者とも言うべきAir Pods Proを抑えて受賞したのはファイナルZE8000。次世代の映像規格「8K」に匹敵するような高精細サウンドを実現したという「8K SOUND」が注目を集めた。カスタムイヤーチップ製作を行う「自分ダミーヘッド」サービスへの期待も高まる。完全ワイヤレスイヤフォンの選択基準は“音”であるとした同社の技術力の高さが証明された革新的モデルと言えるだろう。[イヤフォン部門]ハイエンドクラス賞「Silver」FitEar オープン価格(198,000円前後)――シルバー筐体にオンキヨー製のBAドライバーを組み込んだ同社の創立65周年モデル ハイエンドクラスとなるとさすがに完全ワイヤレスは無く、有線の高性能モデルがずらりと並んだ。受賞したフィットイヤーSilverは同社の創立65周年を記念したイヤフォン。フルレンジとして使用するオンキヨー製のBAドライバーにトゥイーターを加えた「1+1」構成を採用。シェルはその名の通りシルバー製。定評あるカスタムイヤーモニターゆずりのサウンドに加え、遮音性とフィット感の高さも評価された。