21世紀のキング・クリムゾンでヴォーカリストを務めたジャッコ・ジャクジク（Jakko M. Jakszyk）が、5年ぶりのソロ・アルバム『サン・オブ・グレン』を6月27日（金）に発表します。この新作は、2024年10月に発売され、高い評価を得た自身の回顧録『Who’s The Boy With The Lovely Hair?』と繋がりがあり、本で触れているテーマや題材が多く取り上げられています。このアルバムから、10分におよぶタイトル曲「サン・オブ・グレン」が配信中です。

　公開されている「サン・オブ・グレン」について、ジャコジクは「ロマンティック・ファンタジーの物語風で、何十年も探して見つからなかった実の父親について後で知ったことが基になっているんだ。グレン・トリップはイギリスに駐留していたアメリカ人の空軍兵で、褐色の髪をしたアイルランド人シンガーに恋をした。そして今度は僕が、何年も、何年も後になって、別の人に恋をすることによって、彼のしたことを繰り返している。もし彼が僕を“遠くから”見守って導いてくれていたらどうなっていただろう？」とコメント。アルバムには、ギャヴィン・ハリソン（キング・クリムゾン / ポーキュパイン・ツリー）、イアン・モズリー（マリリオン）のドラマー陣、チェリストのキャロライン・ラヴェル、ヴォーカルにはルイーズ・パトリシア・クレーン、さらにはジャッコの息子ジャンゴがベースで参加しています。