椎名林檎が、6月25日（水）にニュー・シングル「芒に月」をリリースすることが決定。表題曲は6月22日（日）に先行配信されます。

　「芒に月」は、昨年6年ぶりに開催された、バンド＋オーケストラの大編成による、数年に一度かぎりのスペシャルなステージ〈○生林檎博’24―景気の回復―〉の本編ハイライトにて、新曲として初披露された楽曲。ツアー直後よりリリースを切望するファンの声の高まりに応えて、今回CDシングルとして発売されることとなりました。

　本シングルには、ツアー・メンバーであり、東京事変からの盟友、鍵盤奏者・伊澤一葉のバンド“APPA”の原曲を起源に、作詞・椎名林檎、作曲・伊澤一葉、編曲・村田陽一によって再構築された、スタジオ新録ヴァージョンとなる「芒に月」に加え、作詞・椎名林檎、作編曲・伊澤一葉による新曲「松に鶴」がカップリングに収録されます。

　また、表題曲「芒に月」は、カレー沢薫による人気コミックスを原作とした、綾瀬はるか主演のNHK土曜ドラマ『ひとりでしにたい』（6月21日初回放送 / 全6話）の主題歌として起用されることも決定しました。「死」と「笑い」の融合した類い希なる「笑って読める終活ギャグマンガ」と評され、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した漫画『ひとりでしにたい』を、大河ドラマ『青天を衝け』、連続テレビ小説『あさが来た』の大森美香の脚本で実写化した本ドラマ。「婚活」から「終活」について考え始めた30代後半独身の主人公・山口鳴海（綾瀬はるか）が、世間の常識に傷つきながら、時に誰かと比べてしまい落ち込み、時に居て当たり前に思っていた周囲の人々に感謝しながら、よりよく死ぬためによりよく生きる方法を、這いつくばって模索する物語に、主題歌「芒に月」が彩を添えます。