ニュース

『バー・ブエノス・アイレス』11作目は60年代ハリウッドを彩ったヘンリー・マンシーニの音楽

ヘンリー・マンシーニ   2025/06/24 12:56掲載
はてなブックマークに追加
『バー・ブエノス・アイレス』11作目は60年代ハリウッドを彩ったヘンリー・マンシーニの音楽
 世界の美しく繊細な音楽を紹介するコンピレーション・シリーズ『バー・ブエノス・アイレス』の通算11作目『バー・ブエノス・アイレス シャンパン・アンド・クェイル〜ヘンリー・マンシーニに捧ぐ』が、7月26日(土)にリリースされます。

 11作目のテーマは、『ティファニーで朝食を』や『ピンク・パンサー』など60年代のハリウッド映画を中心に、アメリカの黄金時代を優美な音楽で彩ったヘンリー・マンシーニの音楽。それは、ドナルド・フェイゲンが名盤『The Nightfly』のNotesに書き記したように、50年代終わりから60年代初頭のアメリカ北東部の郊外“サバービア”で青春時代を過ごした彼のような若者が抱いていたであろう、これからの世界への希望や夢に満ちた“ある種のファンタジー / A Certain Fantasy”を体現していました。世界の先行きが見えない現代では、ヘンリー・マンシーニのピースフルなサウンドは希望や夢の象徴のように聞こえてきます。

 タイトルの「CHAMPAGNE & QUAIL」は、映画『ピンク・パンサー』に挿入された美しいストリングに包まれた気品に満ちた楽曲。このコンピレーションでは、ソフィスティケイトされた“マンシーニ・タッチ”と呼ばれるアレンジの楽曲を中心に、マンシーニのカヴァーやそのテイストを今に受け継ぐ楽曲を集めています。特にオープニングのタイトル曲「CHANPANGE & QUAIL」をカヴァーしたオーストラリアの音楽家ダン・フォンテインは、自身のオーケストラを従え、まさにマンシーニ・タッチをエレガントに表現しています。

 bar buenos airesが新たに描く「A Certain Fantasy」の世界。そのシリーズ1作目となる本作では、数多くの名曲を生み出したヘンリー・マンシーニへオマージュを捧げ、彼の洗練された音楽の足跡をたどります。



■2025年7月26日(土)リリース
『バー・ブエノス・アイレス シャンパン・アンド・クェイル〜ヘンリー・マンシーニに捧ぐ』
RCIP-0377 3,300円(税込)
inpartmaint.com/site/41623

[収録曲]
01 Champagne & Quail / Dan Fontaine
02 Blind Date Blues / Alessandro Magnanini
03 Claudias Welt / Till Brönner
04 Dreamy / Dan Fontaine
05 Breakfast at Tiffany’s / Jack Wilson
06 Latin Snowfall / Jon J. Miller
07 Mr. Lucky / Jack Wilson
08 Lujon / Exotic Roosters
09 Royal Blue / Walter Gaeta
10 Days of Wine and Roses / Emile Pandolfi
11 Dreamsville / Danilo Alfio Aurelio
12 How Soon / Orquesta Filarmònica de Màlaga
13 Nothing to Lose / Manuel Fraga
14 The Sweetest Tree / Emile Pandolfi
15 Candlelight on Crystal / Dan Fontaine
選曲・監修:吉本宏 / 山本勇樹 / 河野洋志
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[特集] 「柚木麻子と朝井リョウとでか美ちゃんの流れる雲に飛び乗ってハロプロを見てみたい」アフタートーク[インタビュー] アーバンで洗練されたグルーヴを鳴らす注目の6人組バンド BESPER
[インタビュー] 徹底的に音にこだわった ロックとオーケストラの完全なる“融合” GACKT[インタビュー] イベント〈The Night Unthreads 〜360° floor live〜〉にも出演 00年サウンド再来、CLW
[インタビュー] プロデューサー藤井隆が語る 麒麟・川島明のファースト・アルバム![インタビュー] スーパープレイヤーぞろいのブラス・アンサンブルが、満を持して発表するバロック名曲集 ARK BRASS
[インタビュー] 「私が歌う意味」 自らが選曲したディズニー・ソングで歌手デビュー 檀れい[インタビュー] 突如あらわれた驚異の才能! 10代の集大成となる1stフル・アルバム Meg Bonus
[特集] 嘘の本屋 リアル異変探しゲーム「嘘の本屋」[インタビュー] TSUMUZI 5拍子の魅力に取りつかれた男の新作は、これまでのリズム研究の集大成
[インタビュー] みやけん×ヒビキpiano 「二刀流」vs 「超テクニック」人気のピアノ男子対談![インタビュー] 佐野元春 自身の名曲群を“再定義”した 最新アルバム『HAYABUSA JET I』
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015