フュージョン・グループ“
フォープレイ”のメンバーで、40年以上にわたる
エリック・クラプトンのサポートや、
松田聖子『
SEIKO JAZZ 3』のプロデューサーなどで知られるベーシストの
ネイザン・イースト(Nathan East)が、息子でピアニスト / オルガン奏者のノア・イーストと初のコラボレーション・アルバムを制作。エリック・クラプトンや松田聖子らも参加しているという『FATHER SON』を11月5日(水)に発表します。
ジャズの親密さとリズム&ブルースのスピリットが融合した今回の作品は、オリジナル曲と数々の有名曲のカヴァーで構成されており、エリック・クラプトンをはじめ、フルート奏者の
ヒューバート・ロウズ、ヴォーカリストの
メリー・クレイトンや
ビリー・ヴァレンタイン、そして松田聖子がゲスト参加。ネイザンは彼の代名詞であるグルーヴ感、流麗なフレーズ、深い音楽性を余すところなく注ぎ込み、今回がジャズ・シーンへの本格的なデビュー作となるノアは、ピアノとハモンドB3オルガンの両方で魂のこもったタッチとテクニックを披露しています。
この新作の制作についてネイザン・イーストは、「ノアは幼いころから並外れた才能を示し、彼自身が求められ続けるアーティストへと成長する姿を見守るのは喜びだった。彼が音楽家としても人間としても成し遂げたことに、この上ない誇りを感じている。このアルバムはまさに夢が現実となったものだ」とコメント。一方、息子のノアは、「音楽は物心ついたころから私の人生の一部であり、父のキャリアを間近で見てこられたことは非常に幸運でした。数多くの素晴らしいミュージシャンに囲まれて育ったことで豊かな音楽的バックグラウンドを得られ、それが私の演奏に大きく影響しています。このアルバムを共にレコーディングできた経験は、永遠に大切なものになるでしょう」とコメントしています。
また、ネイザン・イーストとノア・イーストは、本作の発売を記念した来日公演を11月26日(水)・27(木)の2日間、東京・ブルーノート東京で開催します。