12月19日(金)に公開となる、
スピッツ の名曲「
楓 」を原案にした映画『楓』(監督: 
行定勲  / 主演: 
福士蒼汰 ・
福原遥 )。本作では、主題歌としてスピッツの「楓」が映画を締めくくることが決定していましたが、さらに劇中を様々な「楓」が彩るアイディアが行定監督によって取り入れられ、いくつかの物語の重要なシーンで「楓」が流れることにより、歌詞とメロディ、そしてシーンが絶妙にリンクし、観客の記憶の奥底にある感情に語りかける、楽曲原案の本作ならではの表現を実現しています。
 10月30日には、劇中歌で「楓」を歌うスペシャルカヴァーアーティストの第1弾として、シンガー・ソングライター“
十明 ”(とあか)の参加が発表され大きな話題を呼ぶ中、今回、満を持して明らかとなるのは、スペシャルカヴァーアーティスト第2弾、大人気ロック・バンド“
SUPER BEAVER ”のヴォーカル・渋谷龍太。スピッツへのリスペクトが溢れ出るインタビュー映像とともに、渋谷の伸びやかな歌声で紡がれる「楓」のレコーディング・シーンを収めたフィーチャレット映像と、渋谷龍太本人、行定勲監督、さらに音楽を担当した
Yaffle からのスペシャルコメントも到着しました。
 今回の解禁映像は、「楓」との出会いによって生まれる“新たな化学反応”をテーマに、アーティストによるカヴァー楽曲を通して、楓の花言葉でもある“美しい変化”を描くように構成され、「この映画と出会うとき。あなたの心にはどんなことが起こるだろう?」というメッセージで締められています。
 「僕の中でスピッツは凄く特別な存在です」と、噛みしめるように語る渋谷。続けて、一言一言を渋谷が大切に紡ぐ「楓」の歌いだしが流れ、瞬く間に聴く者をグッと惹き込ませます。自身が大のスピッツファンであることも公言しており、“スピッツ愛”が言葉の随所に現れる中、「常に自分の日常の中に“スピッツ”があったから、嬉しい気持ちとプレッシャーが半々。ガクガク震えながらオファーを受けさせていただきました」と、深い敬意とともに、だからこそ感じる緊張感も印象的に話しています。渋谷の言葉とともに映し出される、行定監督と楽曲に真摯に向き合い会話をする様子からも誠実な姿勢がひしひしと伝わってきます。
 また、12月17日(水)には先日発表された十明によるカヴァー楽曲や、今回解禁された渋谷龍太によるカヴァー楽曲、さらにすべての原点とも言えるスピッツの「楓」が収録されたオリジナル・サウンドトラックが発売されることも決定しました。このサウンドトラックには映画音楽を手掛けたYaffleによる劇伴も収録されており、心の中に響くメロディで物語を支える役割を果たしています。「楓」は多くのファンに愛されるスピッツの名曲であり、十明と渋谷龍太という異なる個性を持つアーティストによるカヴァー楽曲と合わせて聴くことで、楽曲の新しい解釈や魅力が感じられそうです。主人公が大切な人を失った心の痛みに寄り添い、映画のテーマを深く映し出すアルバムは、聴く人にとって忘れられない特別な一枚になるでしょう。
[コメント] 生きているからこそ抱ける感情は、 生きていなければ抱かずに済んだ感情でもあり、 だからこそ例え時間が掛かっても、 その機微を愛おしめるように生きていくことがやはり大切だと、 この作品から受け取ることができました。 ――SUPER BEAVER渋谷龍太 / Artist 今回「楓」を歌ってもらうにあたり、まるでは映画の役をキャスティングするような感覚でした。 渋谷さんの存在感、声の温度、そして歌うときに生まれるエネルギー、このすべてが、この作品に必要だと感じました。そしてレコーディングに立ち会った際、この曲は観客の心の中にしっかり染み渡ると確信しました。 劇中歌として、渋谷さんのエネルギッシュな歌声、十明さんの透き通るような歌声、男女が歌う「楓」それぞれが響き渡る。そして最後、涼と亜子の運命を見届けた直後にエンドロールで流れるスピッツの「楓」。2人のことを想いながら、そして観客それぞれの忘れられない大切な誰かを想いながら、いまだかつてなく心に沁みわたる『楓』を味わえるようになっています。 ――行定勲 / 監督 雄大の自然が織りなす広大な景色と登場人物たちの思いが交錯するこの映画に合うように「広さ」と「靄」を強調してアレンジしました。そのオケを圧倒する渋谷さんの力強くどこまでも届くような歌声の響きが、その中で輝きを放つ希望もしくは祈りのように響いています。 ――Yaffle / 音楽 VIDEO 
©2025 映画『楓』製作委員会