90年代から現在に至るまで音楽カルチャーに絶大な影響を与え続けるミリオンセラー・コンピ・シリーズ『Free Soul』。2014年4月に同シリーズから、
堀込高樹・
泰行の兄弟時代に生み出された名曲群をコンパイルしたCD『
フリー・ソウル・キリンジ』が発売され、音楽ファンの間で大きな話題を呼びました。
この度、「Free Soul」主宰の
橋本徹(SUBURBIA)が選曲・監修を務めたこの珠玉のコンピレーション・アルバム『フリー・ソウル・キリンジ』が、ファンの皆様からの熱い要望にお応えし、待望のアナログ盤として9月30日(水)にリリースされることが決定しました。
3レーベルを跨ぐ、もはやオールタイム・ベストと言える充実の内容の本作は、
キリンジが在籍したコロムビア、ワーナー、EMIの3レーベル時代に生み出された代表曲から、「Free Soul」ならではと唸らされる隠れた名曲までを、満遍なくちりばめた充実の内容です。
キリンジのオリジナル・アルバムからの選曲にとどまらず、シングル発売のみの楽曲やセルフカヴァー・アルバム、さらには堀込高樹(「冬来たりなば」)や
馬の骨(「燃え殻」)など、兄弟それぞれのソロ楽曲からもセレクトされており、旧来のファンならずとも、興味をそそられる選曲となっています。
[コメント]この12年間、カフェ・アプレミディでDJをしているときに、「『フリー・ソウル・キリンジ』が大好きなんです」と、何度お客様から声をかけていただいただろう。
100人以上であることは間違いないが、それに続く言葉は大きくふたつに分かれていた。
「アナログ盤(抜粋選曲の2LP)も宝物にしてます」という声と、「アナログ盤も欲しいんですけど、プレミアがついていて高くて買えないんです」という声に。
そんな『フリー・ソウル・キリンジ』を愛してくださっている皆さんに、朗報が届きました!
そう、僕も嬉しくて仕方がない(欲しくて仕方がなかった)、4LPによる正規価格での完全復刻!
その内容の素晴らしさについては、12年前と全く同じ気持ちですので、CDリリースの際に書いた文章を再掲させていただきますから、どうぞお読みください。
“フリー・ソウル・キリンジ”選曲の話をいただいたときは、不意のオファーに驚くと共に、これは凄いコンピができるぞ、と胸の高鳴りを抑えることができませんでした。と同時に、どうやって80分に絞りこもう、という嬉しい悩みも生まれましたが、最初の打ち合わせで、やはり決定版ということで2枚組に、という話になり、全ての作品を聴き返しながら、思う存分てらいなく、ストライクゾーンに渾身のストレートを投げ込むつもりでセレクトしていきました。ど真ん中直球勝負を心がけたのは、改めてキリンジの魅力が多くの音楽ファンに伝わればという思いからです。曲順決めも、極めてスムーズでした。自分自身が聴きたいように並べるという感じで、オファーをいただいたときの胸の高鳴りをそのままパッケージできたことが、選曲の説得力につながっていると思います。
やはり待ち望まれた顔合わせなのか、すでに自分の周りの音楽仲間たちの期待と興奮は沸点に達し、熱心なキリンジ・ファンからも多くの反響が寄せられていますが、「冬来たりなば」(堀込高樹)や「燃え殻」(馬の骨)といったソロ名作を収録できたのも嬉しく、レーベルの枠を越えて僕のベスト・セレクションを実現してくれた関係者の皆さんには、ただただ感謝です。そして何よりも堀込兄弟、いつも素晴らしい音楽を本当にどうもありがとう!――橋本徹(SUBURBIA)