2008年1月の来日が決定した米国のテクニカル／プログレッシヴ・メタル・バンド、ドリーム・シアターに関連する最新作品が日本でも発売されることになりました。キーボード奏者であるジョーダン・ルーデスのソロ・アルバム『ザ・ロード・ホーム』（MICP-10707 税込\2,700）と、ルーデス、ドラマーのマイク・ポートノイ、キング・クリムゾンなどで活躍するベーシスト、トニー・レヴィンによるリキッド・トリオ・エクスペリメントの『スポンテイニアス・カンバション』（写真・MICP-10709 税込\2,700）の2タイトルが12月19日に発売になります。なお、ともにUS盤はすでにリリースされています。

　ルーデスの『ザ・ロード・ホーム』は、ジェネシスの「ダンス・オン・ア・ヴォルケーノ」、イエスの「サウンド・チェイサー」、ジェントル・ジャイアントの「ジャスト・ザ・セイム」、エマーソン, レイク＆パーマーの「タルカス」といった、プログレッシヴ・ロックの名曲のカヴァーとともに、オリジナル曲も収録した全6曲。ルーデスの巧みなテクニックが楽しめます。

　一方、リキッド・トリオ・エクスペリメントの『スポンテイニアス〜』は、セッション音源で構成された作品。録音されたのは98年で、3人にドリーム・シアターのギタリストでもあるジョン・ペトルーシを加えたリキッド・テンション・エクスペリメントとして、『2』を制作していた時期になります。ペトルーシが妻の出産に立ち会うため、不在だった際のジャム・セッションをレコーディングしたものです。ファンであれば興味深く聴ける作品といえるでしょう。