現代美術家の
マシュー・バーニーが、公私ともに信頼を寄せるパートナー、
ビョークとともに作り上げた映画『拘束のドローイング9』。ビョーク作曲による
オリジナル・サウンドトラックの発表でも話題を呼んだ本映画の製作過程を追ったドキュメンタリー『マシュー・バーニー:拘束ナシ』がDVD作品としてリリース決定! コロムビアミュージックエンタテインメントより2009年1月28日に発売されます。
『抱束のドローイング9』は、マシュー・バーニーの「拘束のドローイング」シリーズの9作目にあたるフィルム作品。自作の彫刻“フィールド”が捕鯨船〈日新丸〉の甲板で崩れゆく記録であり、また捕鯨や茶道など日本文化をモチーフにしたマシューとビョークによるラブ・ストーリーでもあります。
ドキュメンタリー『マシュー・バーニー:拘束ナシ』の監督はNYのインディペンデント・ディレクター、アリソン・チャーニック。アリソンはマシューとビョークとともに捕鯨船〈日新丸〉に乗り、映画を撮る過程に密着。仲むつまじい2人の素顔をとらえ、人間味あふれる様子を紹介する一方、美術関係者の証言や過去の作品も映し出し、その壮大な創作を検証しています。
DVD(COBM-5614 税込4,935円/写真)には、特典映像として「巨大彫刻“フィールド”を記録した早送り映像(2種類)」を収録。また、マシューとビヨークのコメント付き解説シートも付属されます。
マシュー・バーニーとビョークがコラボした愛の物語に完全密着した『マシュー・バーニー:拘束ナシ』。アート・ファンはもちろん、ビョーク好きもお見逃しなく!
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『マシュー・バーニー:拘束ナシ』(COBM-5614 税込4,935円)
*「拘束のドローイング」とは?
スポーツとアートの両面を組み合わせた、マシュー・バーニーの表現。ベンチプレスが筋力を増すように、負荷を克服すれば、より大きな成果が上がる、との考えにもとづく。文字通り、身体を拘束してドローイングを描くパフォーマンスに、やがてストーリーが加わり、独自のキャラクターが出演するビデオに発展。
*「拘束のドローイング9」とは?
「拘束のドローイング」シリーズの9作目にあたるフィルム作品。自作の彫刻“フィールド”が海上で崩れる記録であり、日本文化をモチーフにしたマシュー・バーニーとビョークによるラブストーリーでもある。
*「フィールド」とは?
マシュー・バーニーが頻繁に使用するシンボル。楕円形に長方形が重なる形状で、楕円が身体を、長方形が負荷を表す。『拘束のドローイング9』では両者を切り離し、拘束から解放される身体を示唆した。
≪特典映像≫
・巨大彫刻“フィールド”を記録した早送り映像2種類(約3分、4:3画面サイズ)
≪特典付録≫
マシュー・バーニーとビヨークのコメント付き解説シート
≪スタッフ/出演≫
・監督・製作:アリソン・チャーニック
・製作総指揮:アニエスベー
・出演:マシュー・バーニー、ビョーク、ジャック・ヘルツォーク(ヘルツォーク&ド・ムーロン/建築家)ほか
2007年アメリカ作品 71分収録
片面1層,チャプター有,メニュー画面 日本語字幕
カラー/16:9
音声 ステレオ/ドルビーデジタル
(c) Tomo Suzuki Japan Ltd.