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コロムビア・ヴィンテージ・コレクションの新タイトルは、SP原盤からの貴重な復刻音源

2009/09/16 14:55掲載
 往年の名録音を現代に甦らせる“コロムビア・ヴィンテージ・コレクション”シリーズに新たなタイトルが加わります。9月18日にリリースされる『〔SP原盤による〕 伝説の名演奏家たち ―日本人アーティスト編―』(COCQ-84696〜7 税込3,150円/写真)と『〔SP原盤による〕 伝説の名演奏家たち ―来日アーティスト編―』(COCQ-84698〜9 税込3,150円)のそれぞれ2枚組です。

 コロムビアミュージックエンタテインメントが“日本蓄音機商会”の名称で設立されたのは明治43年(1910年)、それから20年ほど後の昭和の時代に入ると、日本ビクター、日本ポリドールなど各社も設立され、レコード産業は隆盛を迎えます。この頃SPレコードはそれまでのラッパ吹込からマイクロフォンを使った電気吹込へと変わり、音質も飛躍的に向上しました。こうした状況を背景にクラシックにおいても海外原盤のプレスだけでなく、来日演奏家の録音や国内の優れた演奏家の録音が盛んに行なわれるようになります。

 今回リリースされるコレクションでは、SPレコードの時代に活躍した往年の名演奏家たちの演奏が、SP金属原盤からの復刻を中心に収められています。

『日本人アーティスト編』には、井上園子(p)、諏訪根自子(vn)、三浦 環(S)、藤原義江(T)をはじめ一世を風靡した伝説の日本人演奏家の録音を収録。『来日アーティスト編』には、レオニード・クロイツァー(p)、レオ・シロタ(p)、ヨゼフ・シゲティ(vn)、モーリス・マレシャル(vc)など、欧州一流の演奏家たちが来日した際に録音した名演が収録されています。

 初CD化音源も多数含まれる貴重なコレクション。金属原盤からの復刻によるノイズの少ない良好な音質も嬉しいポイントです。監修はすべてクリストファ・N・野澤が手がけました。

 オールド・ファンだけでなく、古きよき時代の空気に触れてみたいすべてのクラシック・リスナーにお薦めです。
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