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【今週のチャート探訪〜DVD編】日本映画が元気だと嬉しい。

2003/04/04掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
 明るいニュースに欠ける今日この頃に、強いのはやはりお笑い系。前回1位だったアメリカザリガニと入れ替わりで、松本人志が1位、バナナマンが4位と、それぞれ初登場でランクイン。入れ替わりの激しいDVDチャートだけに、アメリカザリガニは一気に圏外へランクダウンと、去るのも早いのがこのジャンルの特徴か? 今回、いちばん嬉しいのは初登場2位にランクインした『バンデットQ』(!)。テリー・ギリアム監督作品で、いちばん好きな作品はどれ? と訊かれればこれを挙げますね。ダークな結末がトラウマになりかねない、冒険ファンタジーの形を借りた大人の寓話。悪夢のような幻想に、ふっと引き込まれてしまった少年時代を思い出します。現在、不遇の時代を乗り越えて、テリー・ギリアムも新作を撮影中との事で、『バンデットQ』を観ながら期待しましょう! 
 ハリウッド・アクション大作『トリプルX』を抑えての登場は清々しい! 3位に『ワンダフルライフ』、8位に『Dolls(ドールズ)』が初登場でランクインして、日本映画も存在をアピール。

 『ワンダフルライフ』と同じメンバーで臨んだ『ディスタンス』がカンヌで高い評価を得た是枝裕和監督だが、オリジナリティー豊かな脚本のアイディアが秀逸だった『ワンダフルライフ』の方が映画としては上でしょう! それにしても独立系で配給された98年頃の日本映画の豊かさにあらためて感心する。粒ぞろいの秀作がひしめいているのだ。本作にも出演した寺島進主演の『おかえり』等、クリエイティヴなパッションが今よりずっと満ちていたと感じます。北野武の『Dolls(ドールズ)』はヴィジュアル・イメージが鮮烈な作品だけに、DVDでは“環境ビデオ”としての新たな可能性も模索できそう!
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