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藤田真央、新作はネルソンス指揮ゲヴァントハウス管とのライヴ録音を含むラフマニノフ

藤田真央   2026/05/27 14:15掲載
藤田真央、新作はネルソンス指揮ゲヴァントハウス管とのライヴ録音を含むラフマニノフ
 日本を代表する若手ピアニストの一人として世界で活躍する藤田真央が、CDでは2枚組のニュー・アルバム『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番、ピアノ・ソナタ第1番、第2番他(仮)』を自身の28歳の誕生日にあたる11月28日(土)に発表します。今年9月4日(金)と6日(日)に独・ライプツィヒのゲヴァントハウスで開催される、アンドリス・ネルソンス指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団との公演からラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を収録する予定です。

 藤田とネルソンスの出会いは2022年9月。ユジャ・ワンの代役として、藤田がネルソンス指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管と急遽ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番を共演した演奏会にさかのぼります。公演のわずか2日前に代役のオファーが来たにもかかわらず、「弾ける」と即答して見事な演奏を披露したことで、藤田の名はさらに世界に広まりました。それ以降、ネルソンスとは3度の共演を重ね、満を持して今回のライヴ・レコーディングが実現します。

 ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番は、藤田がこれまで繰り返し取り上げてきた愛奏曲で、レコーディングが待ち望まれていたレパートリーの一つ。ラフマニノフならではの濃厚なロシア・ロマンティシズムが横溢し、真のヴィルトゥオーゾしか手中にできない超絶技巧がちりばめられた名曲で、藤田とネルソンスの音楽作りに期待が高まります。

 そのほか、アルバムにはラフマニノフのピアノ・ソナタ第1番と第2番(1931年改訂版)、いくつかの小品が収録されます。ソニークラシカルから発売された過去2作でも、藤田はモーツァルトのピアノ・ソナタを全曲録音したり、ショパンスクリャービン矢代秋雄の3つの「24の前奏曲」を一つのアルバムに収録したりと、作品群全体を俯瞰したコンセプトでアルバムを制作してきました。ニュー・アルバムでは、ラフマニノフの2曲のピアノ・ソナタを録音することで見えてくるトータリティに注目。併録の小品は、歌曲からの編曲2作に作曲者若書きの「幻想小曲集」を加えるという選曲で、中でも「ここは素晴らしい場所」は今年の2月、藤田が北米のミネソタに滞在した際にみずから編曲したもの。アルバムのプロデュースは、グラミー賞受賞歴もあり藤田のソニークラシカルでのアルバム制作を一貫して手がけてきたフィリップ・ネーデルがふたたび担当しています。録音はベルリンのネーデルが運営するスタジオ「b-sharp」にて。小品は5月にすでに録音が終わり、8月にソナタ2曲が録音される予定です。

藤田真央 Official Site
maofujita.com
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