70年代にクインシー・ジョーンズに見出されて以来、アメリカ国内はもとより、ミルトン・ナシメントや渡辺貞夫ほか、海外のアーティストとも積極的に共演してきたピアニスト、ドン・グルーシン（Don Grusin）と、シャカタクの実質的なリーダーであるビル・シャープ（Bill Sharpe）が共演アルバム『トランス・アトランティカ』（UCCU-1352 税込2,800円）を5月16日に発表します。

　2006年の『ジオグラフィー』に続く2作目の共演アルバムとなる今作は、制作にじつに2年の歳月をかけ、2人が暮らすロサンゼルスとロンドンの間で音声ファイルのやりとりの末に完成させたアルバムのタイトルどおりトランス・アトランティカ（＝大西洋横断）な一作。フュージョン・シーンを代表する2人が心地よいクロスオーバー・サウンドを聴かせてくれます。