ジェイソン・ムラーズ 2003/05/13掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
今年初めに、
レット・ミラーのソロ・デビュー作
『The Instigator』の日本盤をリリースしてくれたワーナー・ミュージック・ジャパンが、またまたポップな才能の持ち主を日本の音楽ファンへと届けてくれます!!
7月24日に初回限定スペシャル・プライスにて
日本盤(WPCR-11648\2,079(税込))が登場予定なのは、アメリカはヴァージニア州出身のシンガー・ソングライター、
ジェイソン・ムラーズのデビュー・アルバム『Waiting For My Rocket To Come』(写真)。本国では2002年10月にリリースされており、
ジョン・メイヤー、
デイヴ・マシューズ・バンド、
ベン・フォールズの作品などを手掛けているジョン・アリジアがプロデュースを務めていることから、日本の音楽ファンの中には輸入盤の時点で注目している者も少なくない彼。何と言っても躍動感あるサウンドとメロディ・センスが魅力的で、ポップかと思えば、レゲエな曲もありと、その引き出しの数もなかなかで、それが嫌味にも感じられず。洗練されているようで、微妙に土臭いサウンドを、“親近感あるジョン・メイヤー”なんて評する人も多いよう。ジョン・メイヤーだって親近感はあると思うのですが、なるほどたしかにジョン・メイヤーより、“近所の兄チャン”度は高いですな。
このアルバム、とくに1曲目「You And I Both」から3曲目までの畳み掛けが爽快で、彼の公式HPで聴けるこれら冒頭3曲を聴いてみて、気に入れば日本盤で続きを。日本盤には、オーストラリアでリリースされたシングルのカップリングに収録されていたライヴ音源などもボーナス・トラックとして収録される予定なので、かなりお買い得の仕様。VIVA!! ワーナー!!
以前にレット・ミラーの『The Instigator』を聴いて、「おぉこんな良いアーティストが!!」と感激した人は、今回もワーナーさんのセンスを信じて、ぜひジェイソン・ムラーズの作品も!! 音楽シーンを塗り替えるなんて大それた才能ではありませんが、聴けば誰かに「オススメのアルバムがあってねぇ」と紹介したくなる、そんな晴れやかな雰囲気のポップ・アルバム。ぜひに!!
ちなみに彼の公式HP内ではライヴ・アルバム『Live CD』も発売中。こちらは観客が、彼の曲を長々歌わされたりの微笑ましい場面も聴け、彼のキャラクターがより伝わってくる内容。『Waiting For My Rocket To Come』が気に入ったなら、こちらも聴いてみてください(おそらく注文するとCDではなくCD-Rが届きます。念のため)。