3年ぶりとなるライヴ〈吉田拓郎 LIVE 2012〉開催が迫る
吉田拓郎。“伝説”となった第一回目の〈つま恋〉でのライヴ音源を収録したCDアルバム
『吉田拓郎ライブ コンサート・イン・つま恋'75』が9月19日(水)に発売されます。
1975年8月2日から3日にかけて、静岡県掛川市のヤマハリゾート「つま恋」多目的広場で行なわれたこの公演(正式名称:〈吉田拓郎・かぐや姫 コンサート・イン つま恋〉)は、日本初のオールナイト野外イベント。このイベントで吉田拓郎が披露した楽曲より、10曲とリハーサル音源1曲を初CD化したのが『吉田拓郎ライブ コンサート・イン・つま恋'75』。収録音源はすべてデジタル・リマスタリング仕様。
ファンには周知の通り、75年の〈つま恋〉楽曲は、すでにDVDをはじめ映像商品として発売されていますが、CDという形では37年の時を経て初のリリースに。評論家・田家秀樹による4,900字にも及ぶ書き下ろしライナーノーツ、デビュー当時から現在まで吉田拓郎の写真を撮り続けているカメラマン・田村 仁(TAMJIN)の未発表写真を用いられ、“耳で聴くつま恋”として一新した作品になっています。
緊張感を感じさせる1曲目の「ああ青春」から、叫びとも呼べるクライマックスの「人間なんて」まで、言葉を越えたむき出しの衝動としての歌が響く今作。ドキュメンタリーそのものである“ライヴCD”の迫力を再確認できる、強力な仕上がりとなっています。